私はSに逆らえない 愛人教育~執事のレクチャー~ 前回(第16話)のあらすじは・・・
親の作った5千万円の借金を返すため、社長の愛人を目指す、廣瀬美紅。
愛人として稼ぎたい美紅は、社長のトップ愛人・実咲に特別授業をしてもらうことになり…!?
私はSに逆らえない 愛人教育~執事のレクチャー~ 第17話のネタバレ、最新話
実咲の特別授業
社長のトップ愛人・実咲の特別授業を受けている美紅。美紅は、実咲のナイスバディーに目を奪われていた。
実咲は、ふふっと微笑み、
「美紅ちゃんてば、見つめすぎ」
と、言った。
美紅は、顔を真っ赤にして、
「すっ、すみません!だって…!あまりにも…、キレイすぎて…!実咲さんの体ー」
と、言い、さすが社長のトップ愛人、と尊敬の眼差しで見つめていた。
目指せ!稼げる愛人
そして、美紅は、自ら服を脱ぎ、
「あのっ…!私…、こんな平凡な体なんですけどっ…!それでも愛人として稼げるでしょうか!?というか…、稼ぎたいんです!!
今日の特別授業で…、「男性の攻め方」学べば、私でもお相手を虜にできるんでしょうか…!?」
と、問う。
実咲は、そんな美紅を見てクスっと笑い、
「そうねぇ…、確かに控えめではあるけどー、美紅ちゃんの清楚な雰囲気には合ってるし、私達にとって、体はあくまで道具ー。大事なのは使い方よ」
と、言って、美紅の体を隅から隅までじっと眺めた。
“みっ、見つめられてる…!こんなキレイな人に…。実咲さんのようなナイスバディーでもないし、経験も自信もないー…。だけど、なりたいー…。あなたのような、稼げる愛人に…!”
美紅は、見つめられていることに緊張しながらも、トップ愛人からテクニックを学ぶことにした。
特別授業の成果は?
実咲からの特別授業が終わり、疲れ果てている美紅。
“想像以上スゴかった…。男性を悦ばせるってー”
実咲は、そんな美紅を気遣って、
「どう?美紅ちゃん。「愛人」になるの怖くなっちゃったりしてない?」
と、聞いた。
しかし、美紅は、
「…確かに、ハードで大変な仕事だなって思ったけど、だからこそ…、うまくできるようになれる…気がします。だって私…、肉体労働は得意だから」
と、言って笑った。
そして、
「あ、あの、本当に…、お時間を割いてくださってありがとうございました…!トップの方から教えていただけて光栄でした。私も実咲さん目指してがんばります…!」
と、お礼を言った。
実咲は、
「ま、後進育てるのも、仕事のウチかなって。それにー、かわいい蒼吾の頼みだったしね~。私が愛人デビューした頃は、まだガキだったクセに、今や教育係なんてね」
と、言って笑った。
執事さんにはもう会えない!?
美紅は、今日のことを執事さんに伝えたい、とメールを打つ。
“執事さん、今日は大事なこといっぱい学べたんですよ。
男性を悦ばせる具体的な方法ー。
でも、それだけじゃないんです。
実咲さんが、オトナで素敵な人だったから、私もそんなふうになって、執事さんみたいに社長を支える戦力になれたら。
私を認めてくれるー。同じほうを向いて歩いていける。
恋は叶わなくても、きっと幸せー…。そんな目標を抱いたんですー”
美紅は、思ったことをシンプルな言葉に直してメールを送信した。
しかし、送信エラーになってしまい、送ることができない。
すると、実咲から思わぬ話を耳にする。
「あ、そっか!明日からだっけ!ホラ。部署変われば仕事用携帯も変わるってコト!聞いてないの?蒼吾はもう執事じゃないのよ」
突然の話に、ショックで顔面蒼白の美紅。
実咲は、こう続けた。
「蒼吾はね、明日から本社勤務になったの。
新部署の立ち上げを手伝うんだって。
私は、愛人教育の「最後の仕上げ」を頼まれたの。
ーだから、蒼吾の教育は…、というか、彼にはもう会えないと思ったほうがいいわ」
私はSに逆らえない 愛人教育~執事のレクチャー~ 第18話のネタバレ!
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