プチコミック新連載。
『私が恋などしなくても』この物語のあらすじは・・・
女性向けコミック誌の編集者・結芽は、実は恋愛経験ゼロ。理詰めでラブストーリーに取り組む彼女に、ヒットメーカーの先輩・成川が“リアル”を伝授したらどうなる…!?
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『私が恋などしなくても』第1話のネタバレ、最新話
「つき合う」
モテる男・成川
日本屈指の総合出版社・新学館。
出版物は多岐に渡り、まんが雑誌の刊行点数1つとっても日本最多。
そのなかの20代向けコミック「Viola」に属する茅野結芽は、25歳恋愛経験ゼロ。
少女まんがを読まずに育った結芽は、恋愛しかない誌面に配属当初は戸惑いの連続だった。
ある日のこと、
「好きです!!私とつき合ってください!!」
女性向けコミック編集者の成川は、担当漫画家と打ち合わせ中に告白されていた。
結芽は、それを“よくあること”とし、スルー。
後に成川から、
「よくあるから困ってんだよー。助けてよー。だって作家さんと揉めんのヤダ。あの人とこれからどーしよーかなー」
と責められていたのだった。
結芽は、
“だったら自衛しろ”
と心の中で毒づく。
恋愛だらけの世の中
入社3年経った結芽は、超大御所の夜桜れい華先生の担当となり、打ち合わせの真っ最中。
夜桜先生も成川のモテっぷりを称えていた。
結芽は、
「私よりずっと有能なのはすごいです。でも、告白なんて人の真剣な気持ちを邪険に扱う人は尊敬できません」
と厳しく成川を評した。
そしてしばらく談笑した後、夜桜先生は原稿を取り出し、
「…では茅野さん、次回のネームです。ご検討願います」
と深く頭を下げた。
超ベテランの夜桜先生だが、若輩者の結芽にも深々と頭を下げる。
結芽は背筋が伸びる思いで原稿を受け取った。
そして少々の打ち合わせの後、夜桜先生はカレシとのデートだと言って去って行った。
結芽は、配属されたまんが誌も、担当の夜桜先生も、先輩の成川の周囲も、すべて恋愛だらけなことに疑問を抱く。
“世の中は恋愛で溢れている。まみれている。その正体がわからなくて、私はずっと手探りだ”
仕事ができる男・成川
ある日、結芽は編集長に呼び出された。
内容は、担当している中堅作家・素子ふみ先生の連載終了を告げるものだった。
結芽は素子先生の担当を外れ、新しく成川が担当することになる。
結芽は、成川とともに素子先生の元へ挨拶に行くことになった。
成川は、軽く挨拶をしてすぐに、
「僕、素子先生のまんが嫌いです」
と宣言した。
結芽と素子先生は青ざめている。
しかし、続く言葉は意外なものだった。
成川は持参した大量の資料を取り出し、次々と具体的な改善点を挙げていく。
そして、成川は、
「先生は今崖っぷちです。踏んばりましょう」
と頭を下げた。
厳しさと優しさで素子先生を一瞬でやる気にさせる。
結芽は、成川の仕事ぶりを間近で見て、
“ああ、私成川さんに負けたんだ”
と思い、トイレに行くふりをしてそのまま会社に戻ることにした。
“全然ダメだったなあ、私。「恋愛のことわからないなりに頑張ってる」そんな問題じゃない。こんなのは編集者として無様だ”
告白
結芽が素子先生の家から会社に帰っていると、成川が慌ててその後を追って来た。
成川は、女性作家と個室で2人きりになることを避けているので、打ち合わせを切り上げたらしい。
結芽は、成川なりに自衛していたことに驚く。
“なんなんだ?この人ー。悔しい、腹立たしい、情けない”
さまざまな思いが、結芽の感情を爆発させた。
「私!!早く成果を今の部署で出したいんです。そして人事の目に止まって、文芸局に異動したいんです!!」
涙が溢れる結芽。その時、成川が結芽に口づけした。
「俺、前から茅野さんのこと気になってたんだけど。少女漫画だって文芸だって、描くのは「人の想い」だ。俺とつき合ってみない?」
と言いつつ、実は編集同士でつき合って、作家に言い寄られないようにしたいからという魂胆も見え隠れしている。
結芽は、もちろん断ろうとするが、成川のような編集者に憧れている気持ちを思い出し、
「…私の夢、応援してくれますか?」
と確認した。
成川は、
「いいよ。それに、してみたら恋愛だって意外といいものかもよ?」
と答える。
“わたし、成川さんになりたい”
そう思った結芽は、成川の告白に、
「よろしくお願いします!!」
と答えたのだった。
『私が恋などしなくても』第2話のネタバレ、最新話
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