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『怜-Toki-』第28話のネタバレ&最新話!久しぶりに母と出かける竜華

投稿日:2019年1月3日 更新日:

月刊ビッグガンガン連載中!

『怜-Toki-』

 

『怜-Toki-』第28話のネタバレ&最新話!

 

寒い家

ストーブを叩く竜華。壊れたのか心配する祖母。動いているようだが、温まらないらしい。

 

すると、気を利かせた祖母がストールを竜華に被せる。

 

「ほら、ストール巻いとき」

 

「ふわふわ~」

 

一方で祖母はどうするのかと心配する竜華だが、そんなに寒くないから大丈夫だと言う祖母。

 

 

(この頃家の中が寒い。ハムムがおらんようになっただけなのに…)

 

部屋で休む竜華。ふと意識を部屋の外に向けると、話し声が聞こえる。

 

「また帰れへんの?」

 

電話で話す祖母。話し相手は母らしい。

 

忙しいのは分かるが、目を通してもらわないといけない学校のお知らせがたくさんあるのに。

 

 

聞いてないなんてない、ちゃんと説明したのに、それをあんたは…と話す祖母。

 

 

彼女の母は、ほとんど家に帰ってこなくなった。

 

 

久しぶりに母と出かける竜華

街中。

 

「けっこう美味しかったな」

 

「すご~く美味しかったよ。量もたくさんでお腹いっぱいや~」

 

母と二人で話す竜華。久しぶりに母と気兼ねなく出かけられて満足なようだ。

 

 

「…ごめんな、仕事忙しくて…いろんなことおばあちゃんに任せっきりになっているし…」

 

「ううんっ」首をふる竜華。

 

「一緒に食事できて嬉しかったから気にせんでよ」

 

「…竜華はええ子やな。実はそんなええ子にプレゼントを買ってあるんや」

 

母は竜華をその場所に連れていく。

 

 

その場所に着くと、竜華の目を覆っていた手を開放する。その場所にあったのは…

 

「ジャジャーン」

 

そこはマンションの一室だった。

 

「何? このマンション…」

 

「すごいやろ? 奮発したんやでー」

 

最上階でもよかったそうだが、タワーマンションの最上階だと何だか嫌味だと思い、あえて上から2番目の部屋を購入したのだそうだ。

 

「買った!? このマンションを?」

 

「うんっ❤」

 

これで竜華のお部屋もかなり広くなる。竜華の部屋を担当したデザイナーのセンスを褒めながら、部屋を見せる。

 

「す…てきやね」

 

「クールあーんどロマンチックで竜華にぴったりって思ってなー」

 

 

しかし、竜華はいまいち喜べなかった。

 

新しい家? …引っ越し? おばあちゃんは?

 

(学校は?)

 

なぜ母一人で全て決めてしまうのだろうか。

 

「竜華?」

 

竜華は転校しないといけないのかと心配するが、手続きが大変だから学校はそのままで良いという母。流石に竜華も安心する。

 

「こっちの家も向こうの家も竜華の好きに使ってええから、心機一転一緒にがんばろな」

 

そんな母の励ましにも茫然とする竜華。

 

そろそろ戻らないと、と言って母は出ていく。

 

 

母はきっと自分なりに竜華の事を励まそうとしている。マンションもたくさん働いて私のために買ったに違いない。でも、一緒に頑張るって言うなら…

 

「そばにいてくれたらええのに」

 

 

祖母と母の言い争い

一週間後のこと。

 

「ただいまー」

 

家に帰る竜華。すると…

 

 

「ええ加減にしなさいよ! あんたもう一週間は竜ちゃんと口きいてへんでしょ!」

 

母と祖母の言い争いが聞こえる。

 

「しゃーないやん、仕事なんやから。竜華やてちゃんと分かってくれてるわ」

 

「竜ちゃんが我慢してるのわかっとるやろ?ハムムのことで気まずいんはわかるけど…」

 

「昔からあんたは都合の悪いことから逃げてばかり」

 

 

すると、母は顔を変え、

「母さんがそれ言うんや?」

 

 

母はそのまま家を出ていく。隠れていた竜華には気づかずに。

 

竜華は部屋に戻ると、布団に倒れこむ。

 

それから、ペンダントを取り出し、ヒマワリの種をいくつか入れる。

 

「ダイエットなんて言って我慢させへんかったらよかった。好きなだけおやつ食べてええからね」

 

亡きハムムを偲ぶ。

 

 

それから学校で授業を受ける竜華。しかし、まるで体に大きな穴が開いているみたいだ。こんな思いをするならいっそ、二度と…

 

休み時間、他のクラスメイトの女子とぶつかる竜華。

 

「あ…ごめん」とその子が謝るも、

「ううん、ぼーっとしてたん私のほうやから。ごめん」

 

 

(そうや。二度と作ったらあかん。大事なもの、大切なもの)

 

(二度と…)

 

 

それから家に帰り、祖母と夕食を食べる。すると、祖母がご飯の後に少し付き合ってほしいと言ってきた。

 

取り出したのは、雀卓。

 

「麻雀?」

 

「久しぶりに竜ちゃんと打ちたくなって。二人しかおらんのに、どうするん?」

 

母が忙しくなる前は3人でよく打った事を思い出す。

 

 

「この子らに手伝ってもらおか」

 

祖母はぬいぐるみを大小1体ずつ出した。大きい方が母で、小さい方がハムムの役割。母の代わりに祖母が打ち、ハムムの代わりは…

 

「私やるわ」

 

 

「それぞれになりきって打つんやで」

 

「はーい」

 

打ち始める。ハムムになりきるために、あまり周りは見ないで素直に打つ。

 

「ロン! 7700」

 

祖母が得点する。

 

「あーやっぱり」

 

ハムムは現金な子だったから、捨ててしまうと思ったらしい。

 

母の打ち方について語ったりしながら、楽しいひと時を過ごす2人。いつの間にか竜華は元気になっていった。

 

 

「遊びにいってきます」

 

月日がたち、竜華を迎えに来た仲間。バトミントンをしながら竜華は思う。

 

(…ねぇハムム、私笑えてるよ、少しずつだけど)

 

その途中でトイレに行き、手を水で洗う。

 

(でもまだ…ハムム…会いたいよ。きっともうこのさみしさは、埋まる事はないんやろな…)

 

トイレから出る。すると、近くの椅子に誰かが座っている。

 

 

それは、園城寺怜だった。

 

 

そして訪れる、出会いの刻――。

 

 

 

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