師走ゆき先生の『高嶺と花』は花とゆめで連載中です。今回は最新話のネタバレ(84話)を書いていきたいと思います。
『高嶺と花』の前回(83話)のあらすじは…
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『高嶺と花』最新話のネタバレ【83話】信じられない
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女子高生・花と大財閥の御曹司・高嶺はお付き合い中。そこへ高嶺の母、十和子が13年ぶりに高嶺に会いに来る。十和子に2人の関係を告げた花。2信じられない十和子。そんな中、2人は十和子に遊園地に招待される。ついに親子の再会となるが…?
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『高嶺と花』第84話 最新話のネタバレ
気まずさ
高嶺と十和子は一定の距離を保ち、話す時も花を介していた。
花は直接話して欲しいと告げ、やっと2人が直接話す。
だが、口を開けば憎まれ口や小言ばかりで、一向に距離が縮まらない。
2人の時間は、13年前から止まっている。
もどかしくなった花は、2人の腕を掴み、強引にアトラクションに連れて行った。
記憶
アトラクションに乗る度に似たような文句をつける高嶺と十和子。似たもの親子だ。
メリーゴーランドに乗る時、十和子は、高嶺に
「乗馬、まだやってるのね」
と呟いた。
また、ランチの時も、
「トマト、吐くんなら抜いてもらったら?」
と言って十和子自身ハッとし、目を逸らす。十和子は…ちゃんと見てたし、覚えてる。
ふと、花は十和子のところに行き、昔ここに高嶺と来たことがあるか聞いた。やっぱり来たことがあったらしい。
親族との食事会を抜け出した高嶺を連れて、フラっと入ったという。そこで出来た、沢山の楽しかった思い出。
「ここで会えば素直に話が出来るかと思ったけど…上手くはいかないものね」
十和子さんは、高嶺さんが自分を捨てて出て行ったと怒ってた…。足を引っ張りたくないとも。
でも、本当はそうじゃないんじゃないだろうか?何か別の理由で、顔を合わせられないんじゃ…
それは私には分かりようがない。だけど高嶺さんなら…!
花は、次に行ったお化け屋敷で絹代と残り、高嶺と十和子だけで行かせた。順路を間違う十和子に、高嶺が言う。
「方向音痴だな、“相変わらず”」
花たちが高嶺・十和子と合流した時、2人の距離が少し縮まっていた。絹代と一緒に密かに喜び合う花。その後も様々なアトラクションにみんなで乗った。
2人は変わらず目は合わせないけど、段々と…距離が、縮まってきてる。花はそう感じた。
向き合う
最後に観覧車に乗る。花は「絹代さんと私は次のに乗る」と告げ、十和子と高嶺を2人にした。
観覧車の中、沈黙を破ったのは高嶺だった。
「いい加減、こっちを見たらどうなんだ?父さんが死んだのも親族から煙たがられたのも八雲がおかしくなったのも鷹羽から出て行ったのも全部 全部 全部
別にあんたのせいじゃないぞ」
「ーーーいいえ。しおらしくしていれば、丸く収まることもあった。私がもっと上手くやっていれば…我が子に茨の道を選ばせる事も無かった。合わせる顔があるものですか…。でも、やっぱり駄目ね。会いたくて、こうして来てしまうんだから」
十和子は初めて、顔を上げ、真っ直ぐに高嶺を見た。
「高嶺っ…!本当に、大きくなって…!」
堰を切ったように、十和子の目から涙が溢れる。
その頃、別のゴンドラに乗っていた花は、持って来ていた双眼鏡で高嶺達の様子を伺った。ちゃんと、話はできただろうか…
そこには、号泣しながら高嶺に抱きつく十和子の姿があった。驚く花。
その時、高嶺達のゴンドラの中では、十和子がしっかりと高嶺に抱きつき、
「高嶺…!!高嶺…!!!ゴメンねぇ!!」「やめろ!恥ずかしい!」
というやり取りがあった。
花はまだその経緯を知らないが、心を開いたらしのは分かった。
『高嶺と花』第85話最新話のネタバレ
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