前回（32話）のあらすじは・・・
美術予備校に通う樹と
知り合い、自分も
変わりたいと予備校に
通い始めた千歳は、
晴れて樹と両想いに。
樹の兄であり幼少期の
恩人でもある結之介に
頼まれ、絵のモデルを
する中で、美大進学を決心！
金沢の美大に興味を
持つ千歳は、樹と金沢へ
行くはずだったけど、
樹が好きな画家の
展覧会と被り、彼の
背中を押して2人は別行動に。
樹は、そこで同じクラスの
薫に遭遇。
彼女の兄が、憧れの
先輩・シバさんだと知って…。
一方の千歳は、その旅行で
自分のやりたいことに
気づき、金沢への進学を
決意したけど…！？
『セキララにキス』33話ネタバレ＆最新話！
金沢から帰宅後…
金沢の余韻に浸る千歳。
寝る寸前まで大学の
パンフレットを
熟読していた。
次の日、予備校に行くと、
薫と親しげに話をする樹が。
千歳は、2人で喋っているのは
珍しいと驚きつつも、
薫から画集を借りて
喜んでいる樹の様子を
見て、和んでいた。
千歳は、進路のことを
樹に話したいと思うも、
なかなか2人で会う
タイミングがなく、
悶々としていた。
意を決して電話で
樹を呼び出し、2人で
会う約束を取り付ける。
やりたいことを樹に打ち明ける、千歳
千歳と樹は、
マルシェにやってきた。
雑貨が多くて千歳が
好きそうだから、と、
樹がチョイスしたのだった。
一通りマルシェを
楽しんだあと、
2人は並んで腰を
おろし、本題へと入る。
言葉につまり、
なかなか話し出せない
千歳を、樹が優しく
促した。
そして、
「私っ、大学、
金沢目指したいの。
色々お店回った
んだけど、作家さんの
作品置いてある
所が多くて、それを
お店に来た人が、
いいねって買っていくの。
その作品を使う時ってさ、
ちょっと特別な日に
なるんだろうなって
思ったら、私のやりたい
ことってこれだ！！って。
この町で工芸学んで
みたいって思ったんだ！！」
と話した。
樹は、
「話してくれて
ありがと。
千歳、ちょっと寄りたい
所あるんだけどいい？」
と言って、
ブレスレットの
ワークショップへと
誘った。
完成したブレスレットを、
交換しようと提案する樹。
「本当はさ、
離れたくないっていうのが
本音なんだけど、
やりたいこと
話してるときの千歳、
すげーかっこよかった。
金沢、応援するよ。
おまえが俺の背中
押してくれたみたいに、
俺も千歳の力になりたい」
樹の言葉に涙を流す千歳。
2人は、一緒に
頑張ろうと約束をした。
樹のやりたいことは？
一方、
樹はシバさんと
会っていた。
樹は、
自分のやりたいことが
分からなくなって、
相談したかったのだ。
「前に、シバさん、
芸大のデザイン科は
色々やれるから
選んだって言って
ましたよね。
俺、あれ聞いて」
そう言った樹の
言葉を遮り、
シバさんは、
「わからない
からじゃない。
俺はやりたいこと
全部やるために
選んだの。
おまえの家は、
親父と兄貴が
すげーし、
プレッシャー
なのはわかるけど、
自分がダメだった時が
怖くて動いてない
だけなんじゃねーの？」
と言った。
シバさんの言葉に、樹は、
“逃げてたんだ。俺はー”
と、自分を奮い立たせる。
結之助に呼び止められる
千歳は、予備校の面談室で、
受験についての
相談をしていた。
金沢は、国公立で
人気校のため、
相当頑張らないと難しい。
大谷先生から、
今からの9カ月間、
気持ち入れ替えて
やれるか、と問われた
千歳は、共に頑張ろうと
約束した樹の顔を思い出し、
「やります！！」
と言った。
面談室を出ると、
偶然結之介と会った千歳。
軽く挨拶をかわし、
その場を去ろうとしたが、
「…千歳ちゃん！」
と結之助から呼び止められる。
決意した千歳に
向けられた結之助の
表情の真意は…！？
『セキララにキス』34話ネタバレ＆最新話！
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