山田恵庸先生の『サタノファニ』はヤングマガジン連載中です。今回は最新話のネタバレ97、98、99話です。
『サタノファニ』前話(94、95、96話)のあらすじは・・・
-
-
『サタノファニ』最新話のネタバレ【94、95、96話】
山田恵庸先生の『サタノファニ』はヤングマガジン連載中です。今回は最新話のネタバレ94、95、96話です。 『サタノファニ』前回(93話)のあらすじは・・・ 活発で食いしん坊 ...
続きを見る
大阪港に着く頃には千歌たちは薬が切れており、千歌の口調も強さもすっかり元通りになっていた。だがそんな彼女らに容赦はなく襲ってくる羽黒特別機動警備隊。だがそこに洋子が彼らの乗ってきたバスで突っ込んできて警備隊員を吹っ飛ばす。千歌は姉妹に早く逃げるよう促す。
無料ポイントと無料期間で今すぐ読みたい方はこちらから。なんとポイント還元が驚異の40%!
▲無料期間31日で600Pが欲しいなら▲
スポンサーリンク
『サタノファニ』第97話のネタバレ&最新話!
逃げおおせる姉妹
千歌「走って!瀬里さん、真希さん」
しかしそれでは皆が…と躊躇う姉妹。轢かれた隊員たちは何とか起き上がっていた。
体調「馬鹿な事を…一匹たりとも逃がすものかね…!」
洋子は何とか一息ついていた。嫌な予感がしたので後を追跡してみてよかった…バスを奪って皆を助けられたのだから。
時間は戻らずとも、逃げおおせた彼女らの先に何かあるのなら見てみたい。
隊員「逃がすかよおお!!」「止まれーーーッ」
屈強な男どもの手が姉妹らに迫る!!「瀬里さん真希さん」と千歌が叫ぶ…
…と、バスの上から何者かが飛び降り、隊員に飛び蹴りを食らわせる。あやだった…!
あやは「行け」とだけ言う。姉妹はそのまま走り去る。だがあやも次の瞬間には隊長の肩をいからせたタックルによりまともに吹っ飛ぶ。逃がすものか、追え!追えぇ!!
ガシッと千歌と霧子が隊長にしがみついていた。二人とも「行ってください」「行けええ!!」と必しの形相で姉妹に言う。
彼女らがまともに殴られている間にも姉妹は少しでも遠くに移動する。
瀬里(みんな、ごめん……絶対幸せになるから)
まだ幸せになっていいんだって、きっと証明するから。涙を流しながら逃げる姉妹。霧子はそんな二人の事をずっと友達と思っていた。
隠れる姉妹
隊長はめげずに追いかけるが、姉妹は既にタクシーに乗っていた。
「くそ……!」と悔しがる隊長に電話が。やっと繋がったと言う相手にクルーザーの方で何かあったのかと聞くと、銃を持った黒木がそちらに向かったとの事。
既に2人に逃げられてしまったが、他は捕らえたので引き取りに来いと伝える。
夜が明け、姉妹はメイド服からなるべく目立たない恰好に変装していた。24時間営業のショップがあって助かった。
瀬里「真希、隠れて」
真希「え?」
服が変わっているが、その顔は明らかに羽黒警備隊だった。目には目を、変装には変装をという事か…。
彼らは姉妹が名古屋に行く事を知っているのだろう。警戒しないと…
新幹線・東京行きのぞみ200号が発進する。
堂島姉妹は何とか新幹線に間に合ったようだ。自由席は前の方なので、車両を移動しようとする……
と、向こうから屈強そうなスーツ姿の男が…!羽黒か…!こっちに来るので瀬里はトイレに逃げようと提案する。
リーダーは辺りを確認しながら新幹線を歩く。他の隊員にも聞くが、一車両からしらみつぶしに探しても見当たらないそうだ。無論、変装している事も想定済み。
隊長「他に隠れる場所といえば…」
姉妹の裏をかいた作戦
トイレか!
隊長の勘はビンゴであり、まさに姉妹はトイレの個室に隠れていた。ドンドンと叩かれるトイレのドア。だが声を上げる事は許されない。
確認できない個室トイレは今、隊員が叩いている個室だけだ。中からは2人の人間がいる気配がする。隊長が「当たりかね」とニヤッと笑う。
隊員「出てきなさい!堂島!!」
だがそんな押し問答はもう不要!隊長が「どきたまえ」と思い切って膝を曲げ……
ドガッドガッドガッ
思いっきり蹴ってとうとう個室のノブが破壊される。無惨に開いた扉の奥で、まさに2人の――
男女がSMプレイに興じている最中だった。男の方が「何ですかあなた方は、プレイ中ですよ」と言うせいで隊員の方が非常識な人達のように見えてくる。
隊員「朝から新幹線で何やっとんじゃぁっ」
その後も女が漏らしやがったとか悲鳴とか騒ぎになる。非常識なのはお互い様だ。
隊長「ぬ~~~」
では姉妹は一体どこに?
姉妹の個室を叩いていた男は「早く出てよぉ!漏れそうなのに……」と震える。彼は只の一般人だ。諦めて他のトイレを探すことに。
ほっとする姉妹ら。
真希「一旦、逆の九州方面に乗って正解でしたね、姉さん!」
瀬里「ヤツらもこっちに乗っているとは思わないでしょうね」
なんと彼女らは裏をかき、敢えて進路とは逆方向の新幹線に乗っていたのだ!
瀬里「さぁ、今度こそ名古屋に向かいましょう」
無料ポイントと無料期間で今すぐ読みたい方はこちらから。なんとポイント還元が驚異の40%!
▲無料期間31日で600Pが欲しいなら▲
『サタノファニ』第98話のネタバレ&最新話!
掴まったメデューサ達
女医「何だって?新幹線にいない?」
女医は羽黒特別機動警備隊隊長から電話を受けていた。どうやら裏をかかれたようだ。このままタクシーやヒッチハイクを使われたらお手上げだ。しかし、行先は分かっている。
隊長「名古屋港だ。このまま向かうよ」
必ず確保してくれと言って電話を切る。
女医「…さてキミたち…何か言いたい事はあるかね?」
そこには千歌達が拘束されていた。3人用のベッドに9人は狭いだろうが、懲罰房はそこよりさらに狭いから覚悟しておくよう女医は言う。
霧子「……(がんばれよ、瀬里、真希……!)」
その頃、姉妹はタクシーで移動していた。公衆電話でパパに電話をした時、瀬里はパパから船の終着地である名古屋港で落ち合うのは危険だと言われていた。だがそこから離れすぎても土地勘がない彼女らには同じこと。
そこで港にある水族館に入場するよう指示を受ける。目と鼻の先だからこそ盲点となるだろう。そこで使いの者が空港券とパスポートを渡す。
現れたのはパパ本人
そう指示を受けて港で待っているが、約束の時刻から30分経ってもその者は一行に現れない。警備隊もいつ追ってくるか分からないのに……。
真希「パパ来てくれないかな。会いたいな…」
しかし瀬里は公衆電話で連絡をした際に「もう電話してくるな。2人はしんだものと納得している」と言われた事を思い出す。
瀬里「あのね、真希。パパは来ない……」
「やっと見つけた……!」
何とそこに現れたのはパパ本人だった。真希は「会いたかった……」と彼に抱き着く。パパは娘の顔を直接見たくなったので使いの者ではなく自分が来たと言う。そして折角だから水族館を回らないかと言われる。
真希「うん!」
瀬里「うん…」
そこで彼ら3人はイルカのショーを見る。その後はパパが用意した服にトイレで着替える。その最中、パパは電話をしていた。
パパ「……ええ、分かってます。もう少し…夕方まで待って…」
そこに現れた姉妹はとてもよく似合う素敵な服装をしていた。2人を褒め、それから水中回廊などを見て回る。2人は自分たちがメイド喫茶でバイトを始めた時、一度だけパパが来てくれた事などを話し、二人ともパパに抱きしめて貰う。
遺族への償い
パパ「2人とも私の自慢の娘だよ……」
パパはママが事故でし亡し自分が仕事に逃げてしまった事で、あんな事件が起きてしまった事を詫びる。
パパ「愛しているよ、2人とも」
その後ポートビルに移動する。危険なのではと瀬里は言うが、夜の間にこのビルを貸し切りにして貰ったらしい。確かに誰もいないし、警備隊も港の方にはいなかった。諦めたのか…?
真希「うわぁ……綺麗……」
そんな事を忘れさせるほど外には綺麗な夕焼け景色が広がっていた。
瀬里「ねぇパパ、向こうで落ち着いたら……遊びに来てくれる?」
パパ「……それはできないんだ」
チンッと音を立ててエレベーターからスーツ姿の男が現れる。そしてパパの前まで来る。その人は誰かと問う姉妹にパパはネイビスの国籍は1人25万ドル(2019/7/8時点で2709万5500円)だと説明する。
だが姉妹がころした人達の遺族への賠償でそんなお金はない。
この武本という人も遺族の一人。だが姉妹の命と引き換えなら自身を含めた全ての遺族の賠償を肩代わりしてくれると言う。
武本がズルウと懐から拳銃を取り出す。
パパ「愛してる、でもしんでくれ」
無料ポイントと無料期間で今すぐ読みたい方はこちらから。なんとポイント還元が驚異の40%!
▲無料期間31日で600Pが欲しいなら▲
『サタノファニ』第99話のネタバレ&最新話
襲い来る遺族たち
瀬里「ど…どういう事、パパ……」
ネイビス行きの航空券もパスポートの話も全て嘘だったのかと言う瀬里に対し、パパは「私だってこんな事したくなかった」と言う。だが姉妹のしでかした事を考えたら……!
瀬里は、さつ人を犯したのは羽黒の奴らに仕組まれた事だと電話で説明したのにと言う。だがパパは何も言えない……。
真希「私たちを愛してるって言ってくれたのも、嘘…だったの……?」
パパはそれは嘘ではないとは言う。だが同時にこうするしかないのだとも……。パパは流石に自分の娘がころされる所は見ていられないと言って後は武本に任せる事に。
武本はころされた自分の孫・恵梨香の遺影をしまいに見せ、「お前たちに顔を潰されてしんだわしの孫だ!!」と銃を構える。瀬里はすかさず銃を蹴り飛ばし、パパの後を追う。
だがエレベーターからは他にも遺影を持った遺族たちが沢山現れる。
姉妹「……!?」
彼らはしきりに「因果応報」「因果応報」と言いながら姉妹に銃を向ける。
因果応報、因果応報、因果応報――
そしてその拳銃から大量の銃弾が姉妹を襲い来る。
階段に逃げ込む姉妹
このままではマズい。瀬里はエレベーターの向かいに階段があるから、合図したら遺族達を突破して走ると真希に伝える。
瀬里は女医から言われた「キミはただの人ごろしだ」という言葉を思い出す――。
瀬里(うるさい!!)
そして持っていた銃で遺族らの腕や脚を撃ちぬく。
瀬里「今よ真希!!」
真希「はい、姉さん」
流石の遺族たちも、銃を持っている彼女らに対し怯み、脇をすり抜けられるのを許してしまう。それでも姉妹たちに銃弾を打ち込む。が、素人の弾など2メートルの距離からでも当たらない。
と、サイレンサー付きの拳銃を構えた武本が、正確に瀬里を狙って撃つ。瀬里は左肩を撃ちぬかれてしまう。
瀬里「あ゛あ゛」
真希「姉さん!!」
瀬里は振り返り際に武本目掛け銃を撃ち、武本はなんとか屈んで避けるが後ろの窓ガラスに日々が入る。
武本「ぬぅう」
姉妹は階段のドアに入り、閉める。遺族たちが追うが、既にドアには鍵が掛けられてしまった。
階段を降りる姉妹。これで時間稼ぎにはなるだろう。幸い撃たれた瀬里の肩の弾は抜けている。それより早く下に……
捕まった姉妹
ガアン
下からも銃弾がいくつも飛んでくる。下を見ると、そこには銃を持った大量の人間がいた。
瀬里(あいつらが全員遺族!?)
そこで瀬里は「時間はまき戻らないの」「逃げる所なんてどこにもないわよ」という言葉を思い出す。
真希は階段にへたり込み、「罰が当たったんだ……」と涙ながらに言う。自分たちだけが幸せになろうとした…人をころした罰……
それを見て瀬里もとうとう抵抗を止めてしまう。上からは武本たちが、下からも遺族らが迫る。
神様……お願い、妹は……真希だけは……
それから暫くして――。
資料館の方でブシュッという音がする。捕まった瀬里が一発ずつ急所以外を銃で撃たれていた。真希は「姉さんっ、姉さんっ」と呼びかけているが、地に倒されている。
武本「一人一発ずつじゃ♡ 弾はたんと用意しとるでな」
「因果応報」と言われながら、至近距離から身体を撃ちぬかれていく。
瀬里(―――神様)
真希の方は姉と同じでは気が収まらないので、辱めを与えるつもりらしい。
罪深い私達には神様なんていない。ならば、何に頼み込むか――
瀬里「悪魔よ……私の中にいる悪魔よ」
私は消えてなくなってもいい…力を…妹を救う力を
瀬里の脳内で何かが閃光を放つ。全てを奪った悪魔を、自ら呼び寄せる!!
無料ポイントと無料期間で今すぐ読みたい方はこちらから。なんとポイント還元が驚異の40%!
▲無料期間31日で600Pが欲しいなら▲
『サタノファニ』第100話のネタバレ&最新話
-
-
『サタノファニ』最新話のネタバレ【100、101、102話】
山田恵庸先生の『サタノファニ』はヤングマガジン連載中です。今回は最新話のネタバレ100、101、102話です。 『サタノファニ』前話(97、98、99話)のあらすじは・・・ ...
続きを見る
『サタノファニ』まとめ
今回は『サタノファニ』97、98、99話のネタバレ&最新話!をお送りしました!
無料登録で50%OFFクーポンをゲットするならBookLive!
無料登録するだけでもれなく購入した本が50%オフになるクーポンがもらえます。ぜひ有効に利用したいですね。
登録無料で月額料金不要。無料で読める作品が約1万5000冊もあります。是非試し読みをして本を選んでくださいね。
▲無料登録で半額クーポンGET!▲
※キャンペーンは変更されている可能性があります。詳しくは上記から公式をご確認ください。