山田恵庸先生の『サタノファニ』はヤングマガジン連載中です。今回は最新話のネタバレ100、101、102話です。
『サタノファニ』前話(97、98、99話)のあらすじは・・・
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『サタノファニ』最新話のネタバレ【97、98、99話】
山田恵庸先生の『サタノファニ』はヤングマガジン連載中です。今回は最新話のネタバレ97、98、99話です。 『サタノファニ』前話(94、95、96話)のあらすじは・・・ 大阪 ...
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エレベーターからは他にも遺影を持った遺族たちが沢山現れる。瀬里の左肩が撃ち抜かれてしまうが、遺族らを突破して階段を駆け降りる。しかし、階段の下からも遺族たちは迫っており、とうとう捕まってしまう姉妹。
瀬里は至近距離から急所以外を一発ずつ銃で撃たれ、真希の方は乱暴してからやるつもりのようだ。瀬里は自分は消えてもいいから、妹を救う力が欲しいと自分の中の悪魔に呼びかける――
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『サタノファニ』第100話のネタバレ&最新話!
目覚める瀬里の中の悪魔
真希「ン゛ーーッ、ン゛ン゛~~ッ」
真希は押さえつけられ、パンティを脱がされて呻く。
真希「嫌だ……嫌ァ……」
脱がした遺族は「人ごろしのくせにピンクのアソコしやがってよぉ…!」と怒っている。鉛玉の前にアレをぶち込んでやるつもりのようだ。そう、彼らからすればこれは正義であり――
「まさに因果応報ォ!!」
と、瀬里の顔色が怒りに染まり、彼女の中で何かが燃え上がる。
武本は自分たちの家族が受けた苦しみを考えるとただの痛みでは生ぬるいと言う。幸いこのビルは一晩貸し切っているのだから――
武本「!」
武本は嫌な気配を感じ取る。はたしてこれは――
冷徹なさつ人鬼
ゴッ
瀬里が後ろから羽交い絞めにしていた男の顔面に頭突きを食らわせる。それぞれの腕を押さえていた男たちにはジャンプして顔面に蹴りを食らわせる。
「!?」
武本「…!? ナンジャぁっ!?」
真希「……(姉さん…?)」
さらに、口の中に仕込んでおいた唾液を染み込ませた包帯を遺族の女性の顔面に投げつけて動きを止めると、その女性の拳銃を奪う。
そして凄まじい正確さで遺族たちの顔を撃ちぬいていく。次から次に撃ちころされていく遺族たち。あっという間に生き残っている者は少数になる。
そんな瀬里から、蛇のような恐ろしさと冷徹な殺人鬼の影を感じる遺族たち。
遺族たち「ヒイイイイイ」
そしてそんな遺族たちもあっという間に瀬里の拳銃の餌食となっていく。両手に持った拳銃から放たれた銃弾が残った遺族の頭を撃ちぬいていく。瀬里はそんな中で狂気に満ちた笑いを――
ドスッ
ギリギリ生きていた女性の遺族に脇腹を撃ちぬかれる。その遺族にも止めを刺し、膝をつく。
瀬里「真希…? 真希…! どこ…?」
真希は一角で追い詰められていた。拳銃を向けて追い詰めた者は武本――そう、90話で真希を追い詰めていた者の正体は姉妹がさつ害した被害者の遺族の一人・武本だったのだ……。
だがこれで終わりだ。姉もすぐに後を追わせると言う武本。
「しね」
パァァァンンと銃声が響く。しんだのは――
生き残る真希
頭を撃ちぬかれ、目玉が飛び出る武本。倒れながらも、後ろから瀬里が撃ったのだ。
真希「姉さん!!」
姉に駆け出す真希。瀬里は自分を置いて逃げるように言う。真希は「嫌だ……!! 姉さんも一緒じゃなきゃ…」と言うが、瀬里の出血はかなり酷く、もう助かる見込みは……
真希「姉さん…!」
瀬里「真希……やく…そく…幸せになる…て。大丈夫……なれる…よ…」
私はあなたの中に、ずっといるよ
――ポートビルに駆け付ける警備隊。
彼らは姉妹の父に臨海公園で銃撃があったと嘘の情報を掴まされたのだ。二手に分けて行動できずに人手不足を痛感するリーダーに、「体調! こっちに……」とメンバーが声をかける。そこには――
「!!」
20人はいるのではないかというし体。堂島の仕業なのか……。
――千歌たち。
彼らはベッドで寝ていた。治ったら懲罰房だから、ベッドでのんびり過ごすのも悪くない。
千歌「……今頃……瀬里さんたちは飛行機で空の上ですかね……」
霧子「ああ……そうだな。幸せになれよ……瀬里…真希……!」
――羽黒警備隊が立ち尽くす中――
瀬里は長椅子の上で息を引き取っていた。その顔は穏やかだった…。
私がついてる……その言葉を思い出しながら、真希は一人下水道の中を歩いていた。
真希「ええ、姉さん」
メデューサとしてどう生きるか――。その答えを探す彼女たちの旅が始まった。
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『サタノファニ』第101話のネタバレ&最新話!
瀬里の訃報を受け取る女医
女医「瀬里がしんだ? どういう事だ?」
女医は羽黒警備隊のリーダーから電話を受け取っていた。どうやらビルの中で銃撃戦が行われたらしい。
姉妹が起こした『フェイスレス事件』の遺族と思わしき26人も一緒にしんでいた。そして瀬里には拷問された後があった。
それを聞いてどういうことかと疑問に思う女医。と、ニュースで丁度、姉妹の父・堂島明が名古屋港近くの公園で首を吊っているのが発見されたと報道される。
恐らく堂島の父は遺族に突き上げらえて娘を売ったのだろう。そして罪悪感から自さつか……。
リーダーは証拠になりそうなものは全て回収したと言う。遺族の遺体は放置するから明日になれば騒ぎになるが、それが羽黒から一歩も出ていない事になっている姉妹に辿り着くことはないだろう。
リーダー「行方不明になっている堂島真希の身柄さえこちらが確保すれば…だがね」
電話を切ると、女医は瀬里たちに「馬鹿者が……」と追悼の言葉を述べる。だからあれほど姉妹たちにはもう羽黒しか居場所はないと言ったのに……。
さて、もう一人も馬鹿者のお仕置きはどうなったか。
お仕置きされる吾妻
――所長室
『船とファックしな』
『おおおおおン』
そこでは一人の男が吾妻の肛門を犯していた。目にはVRが付けられており、千歌と組長の決着の様子を見ているらしい。
それにしてもこの組長は尻への愛が凄まじいと感想を述べながら引き続き犯す。
女医「オナホご苦労!」
だが男は聞いてないようだ。それほどまでに気に入ったらしい。それから女医は吾妻に自分を殴った事はともかく、脱獄に手を貸した事は見逃せないと言う。
だから罰として『パパの性処理』か『自身の別人格を引き出す』の2つを選ばせた。嘔吐するほど男嫌いなのに、自分のマーダーモデルはそれすらも上回るほど嫌らしい。
「ただのコソ泥だったキミを引き上げてやったのはこの私なんだからな」と前置きしつつ、女医は股間を剥き出しにする。
女医「舐めろ」
吾妻は女医のあそこを舐める。高木が殉職して性処理に困っていたらしい。
――瀬里は失ってしまったが、今回のミッションで彼女たちの戦闘力は証明された。ただ対立させるのではなく、お互いをカバーし合い協力してさつ人を遂行する事が出来るようになったのは収穫だ。
だがあそこまで仲間を助けるとは意外だった。発火が切れているとはいえ、さつ人鬼はもっと冷酷かつ合理的に考えると思っていたのだ。
特に甘城千歌、彼女を上手くコントロールするのは難しいかもしれない。女医はイきながら、何か対策を考えないといけないと思った……。
動き出した道隆
――羽黒刑務所の警備室の一室。
そこで丸田という先輩が、広島のオッパブに行った時にケツ持ちのヤクザ・天童組に拉致られ、暴行を受けた事を話す。どうやらうちの受刑者の情報を吐かせたかったらしい。
しかし必死に耐えていたら騒ぎになって解放されたらしい。その話を聞いて、西は豪華客船の事件に天童組が噛んでいると気付く。
そんな西に丸田はしにたくなかったらあまり気張るなと言う。
だがそれでも西は、法に携わる者として不正が許せない。そして堂島姉妹が戻ってきていない。
西「……彼に連絡を…」
――横浜。
そこのホテルの一室で甘城道隆は武本たちがし亡したというニュースを見ていた。新たなメデューサの仕業ではないかと思っていると、女性が風呂から上がってくる。
その時、西から電話が掛かってくる。彼から客船の沈没事故にメデューサが関わっている可能性が高いという話を聞く。
道隆はそれを聞いて憤っていた。あの虫もころせない千歌にそんな真似をさせていたとは。
道隆(許せねぇ、五菱…!)
それから道隆はこれからどうするのかと訪ねる女性に「行ってみるか、名古屋に」と言う。
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『サタノファニ』第102話のネタバレ&最新話
新幹線の中で
道隆は、名古屋へ向かう新幹線の中、アメリカの友人に作ってもらったAI千歌とおしゃべりを楽しんでいた。
周りの乗客は、そんな道隆のことを変態を見るような目で見ている。
「お兄ちゃん、大好き」
「俺もだよ、千歌。愛してる。今日の千歌も綺麗だよ」
AI千歌が楽しそうにご飯を食べ始めると、道隆もシウマイ弁当を取り出した。
箸を割りながら「待ってろ千歌・・・。必ず助けてやるからな」と心の中で思う。
名古屋ポートビルの大量殺害について調べていくと、被害者は26名であり、いずれも堂島姉妹が起こした「フェイスレス事件」の遺族たちだった。
事件発生と同時刻に現場近くの公園で堂島の父が自殺しているが、ワイドショーではこの事件を「父親がビルを貸し切り、招待した遺族を銃器で皆殺しにして自殺」としていた。
動機は「事件の賠償で全てを失ったことへの逆恨み」とされ、狩猟が趣味であったことも相まって、違和感のないスト―リーとして語られている。
1人でも散弾銃やライフルを使えば26人を殺すのも可能かもしれないが、西の言うように堂島姉妹によるものであるならば、ミラーニューロン実験の証拠になるかもしれないと考える。
千歌の裁判をやり直し、無罪を勝ち取るためならば、道隆は何でもやる覚悟でいた。
事件現場
名古屋海浜資料館は、今も立ち入り禁止となっており、館内は事件の凄惨さを色濃く残したままである。
鑑識のふりをして潜り込んだ道隆は、床に飛び散った血の角度から見て、彼らがどこか一か所から撃たれたのではないかと推測する。
そして、散弾銃を使ったにしては出血が少なく、跳弾も見当たらないことに気づく。
複数の足跡が入り混じっており、中には小さな女性の足跡もあった。
「これはリンチの現場・・・?遺族たちの復讐か・・・?」
道隆は当時の状況をシュミレーションしていく。
そして、この惨状を作ったのが姉妹ですらなければ、どちらかの一人であることに気が付いた。
拳銃は当たりにくいものだが、この現場では7ヤードから10ヤードの距離から頭への一発で仕留めている。
その異常な凄腕は、拳銃と狩猟では使い勝手も立ち回りも違うため自殺した父親のものなんかではなく、また、父親がこのビルを貸し切りにしたのだとしたらその本人がリンチに遭うのは不自然である。
道隆の脳裏に拳銃を手にした堂島瀬里の姿が浮かび上がる。
羽黒から外に出て父親に会ったはずの堂島姉妹が、どうして捕まってリンチにされたのか。
父親が娘を売ったことに気が付いた道隆は、「千歌・・・オレはお前の味方だ。たとえお前がどれほど罪を犯そうとも」と心の中で誓う。
道隆に電話がかかってきて、内田医師が真聖教団という宗教団体に呼ばれてから帰ってきていないことを知らされる。
さまよう真希
名古屋市の外れでは、真希が裸足で街をさまよい歩いていた。
「姉さん、パパが・・・死んでしまい・・・ました。姉さん。どこですか」
うつろな瞳で呟く真希に、二人の女性が声をかける。
「あなた。何か困っているみたいね。おばさんたちに話してみない?」
真希は声のする方にゆっくりと振り向いた。
「心配しなくていいわ。私たちは神様に仕えているんだから」
その女性は『太陽の元で』と書かれた本を持って、にっこりと笑っている。
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『サタノファニ』第103話のネタバレ&最新話
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『サタノファニ』最新話のネタバレ【103、104、105話】
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『サタノファニ』まとめ
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