響ワタル先生の『琉球のユウナ』はLaLaDXにて連載中です。
『琉球のユウナ』のあらすじは・・・
15世紀末、琉球・第二尚氏王朝。――後に黄金時代と呼ばれる時代。山原に棲むユウナは化け物と話せることから人に嫌われ、友達は獅子のシーとサーだけ。ある時、ユウナの神力をもって尚真王・真加戸の呪いを解決したことで、ユウナは真加戸と友達になる! しばらくして、琉球ではひでりが続き、政務に忙しい真加戸を見て、力になりたいユウナ。真加戸の妹が雨乞いの儀式をすることになるが、妹には神力が無くて…!?
引用元:https://books.google.co.jp/books/about/%E7%90%89%E7%90%83%E3%81%AE%E3%83%A6%E3%82%A6%E3%83%8A_2%E5%B7%BB.html?id=TauADwAAQBAJ&source=kp_book_description&redir_esc=y
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『琉球のユウナ』第12話 最新話のネタバレ
祝女・ユウナ
ユウナは、真加戸からの辞令を受け、正式に祝女として首里城に勤め始めた。だが、プライドの高い祝女は、特別に祝女になったユウナをよくは思っておらず、いわれのない陰口が続いた。
そんな中、女官であるカマドがユウナの顔を見にきてくれる。他の祝女に対するユウナへの扱いを怒るカマド。ユウナは慌てて止めに入った。
元々、女官と祝女は仲が悪かった。祝女は神の声を聞き集落を霊的に守る女性神官として、気位もプライドも高かった。
儀式が始まった。高位女性神官である首里大あむしられが入り、その後首里天加那志、つまり真加戸が入る。神前で儀式を執り行う真加戸に、ユウナは遠い距離感を感じていた。
真加戸は、ユウナがどんな扱いを受けているのかを知っていた。内心はらわたが煮えくりかえる想いだったが、今下手に動いたり罰したりすると益々ユウナの立場を悪くする。
何より、祝女が力を持ちすぎることに危険を感じていた。前には、祝女のせいで人生を狂わされた王すらいる。
京の内
その頃。ユウナは京の内でハブ除けの呪いをしていた。ハブが多く、祈祷中に噛まれた祝女もいると聞いたのだ。
シーサーから、御嶽の調査をするために祝女になったんだろ、と言われるも、大あむしられ様の許可無しでは勝手はできない。
ユウナは本当は御嶽の調査に行きたくて、何度も大あむしられに頼んでいた。だがいつもダメの一点張り。
『“今”のお前がすべき事を考えろ』
ユウナは今日も、ハブ除けの呪いを施す 。私は祝女になって、真加戸様に近づけたのか。それとも…もしこのまま遠くに離れてしまったら。ユウナの目に涙が滲む。
ザッと風が吹く。顔を上げ、何気なく辺りを見渡すユウナは、そこに真加戸を見つけた。
「真加戸さ……!」
思わず飛びつきそうになり、大あむしられの言葉を思い出し踏みとどまると、真加戸の方から駆け寄って嬉しそうにユウナを抱きしめた。
「すごい、本当に会えた!!」
御嶽で『ユウナに会いたい』と願ったという真加戸。会えるなんて、神様も捨てたもんじゃないと笑う。下っ端の祝女が世の主様と会っていいのかと気にするユウナに、『祝女じゃない、今はユウナだ。』とはっきり言う真加戸。
真加戸は1日の終わりは大体ここにいるから、何かあったらおいで、と言った。京の内の一画は、遺体が埋葬されているという。男子禁制の京の内で、唯一真加戸だけが入ることを許される。祈りを捧げるために。冥福を祈るために。
その時、真加戸を引きずり込もうとする多くの死者の魂がユウナには見えた。とっさに『ダメ!』と真加戸の腕を掴む。
幻覚…?でも…。はやく。はやく。今私のすべき事は。
ユウナは大あむしられ様にもう一度御嶽の調査に行きたいとお願いした。だが、今日もバッサリとダメだ言われる。
その様子を、『新人のくせに意見するなんて生意気』と、数名の祝女達が見ていた。
「ちょっと懲らしめてやろうよ」
意地の悪い笑いを浮かべる。
守るべきもの
ユウナは、祝女の1人から、京の内に神具の香炉を忘れたから取ってきて欲しいと頼まれる。管理は徹底してたけど…と不思議に思いながら行くユウナ。
それらしい香炉を見つけ、持ち上げた途端、中からハブが飛び出してきた。シーサーが踏みつけ、事なきを得たが、明らかにユウナを狙った嫌がらせ。
ユウナは香炉をハブごと、祝女達に返した。頼まれたものをもってきました、と笑顔で言う。手にはハブをガッチリ捕まえて。祝女達はキャーキャーと後ずさりする。
そして、
「ぶ、無礼者っ!そんな野蛮なモノに平気で触れる気が知れぬ!恥を知れっ!」
と、祝女の1人に頰を叩かれるユウナ。真加戸が止めに入ろうとしたその時。パァンと威勢のいい音がした。
ユウナが、祝女を叩き返していた。真っ直ぐに相手の目を見据え、ハッキリと言う。
「無礼者はあなた達です。お忘れですか?京の内には、首里天加那志もおいでになるのです。些細なイタズラが、首里天加那志のお命を奪ってしまうかもしれなかった。守るべきものが見えない者に祝女の資格はありません。あなた方こそ恥を知りなさい!」
絶対に守る。“あの人”を向こう側に連れて行かれることがないように。守ってみせる。真加戸は心から嬉しそうな笑顔を見せた。シーサーは、話していた。
「俺ちょっと感動してる」
「人は誰かのために、あんなにも強くなれるんだな」
だが、逆上した祝女に髪を引っ張られるユウナ。そこに大あむしられが出てきた。一喝し、事は収まる。イタズラをした祝女達には謹慎が言い渡された。
大あむしられは、実はここ数日のユウナの動きに一目置いていた。神具の管理・手入れ。儀式の準備。ハブ除けの呪い…。
「特別扱いはせぬ。お前にも罰を与える。国頭の辺戸へ行き、祭祀に使う若水をとって参れ。」
辺戸の安須森。それは琉球開闢七御嶽のひとつだった。御嶽に行ける……!!
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『琉球のユウナ』まとめ
今回は『琉球のユウナ』第12話のネタバレ&最新話をお送りしました!
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