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【侠飯~おとこめし~】第78話ネタバレ&あらすじ

投稿日:2018年10月13日 更新日:

前回(77話)のあらすじは・・・
ドンパチから一夜明け、柳刃たちと再会した火野。
柳刃は、自分達がヤクザではなく、山盛組を追っていた捜査官であったことを明かす。

 

【侠飯~おとこめし~】第78話のネタバレ&あらすじ

飯は冷やに限る

 

柳刃と火野の正体

柳刃と火野がヤクザだと信じ切っていた良太は、彼らが捜査官であったことに驚く。
柳刃たちは身分を明かすことができないため、良太に本物のヤクザのように振る舞っていたのだった。

柳刃の名刺には組長とあったが、組自体も架空のものであり、そもそも「柳刃組」自体が存在していなかった。
柳刃の小指がないのは、過去、ある組織に潜入していたときに信用を買う為に詰めたもの。

良太の部屋に強引に押しかけ住み始めたのも、山盛の張り込みに都合が良かったからであった。
良太と柳刃が初めて会った夜、柳刃が運んでいたのは山盛組の幹部で、山盛の居場所を吐かせるために身柄を確保していた。

そこに良太が現れ、山盛の手下に見つかり、抗争事件のように思われてしまったのだという。
柳刃と火野二人ともが外出している際は見張りができなかったのでは、と疑問を口にした良太に、
火野はニッと笑ってベランダに面する窓を開け、見えないように取り付けられていた監視カメラを取り出した。

住人である自分に無断でいつのまにかそんなものが仕掛けられていたことに、「えーッ」と良太も思わず声を上げざるをえなかった。

何も知らされずにいたこと、ヤクザじゃない相手に散々に脅されていたことに拗ねた素振りを見せる良太。

部屋の隅で体育座りをし、不服な顔をする良太に、脅しておかなければ情報漏えいの恐れがあったのだと荷造りを行いながら火野は謝罪する。
かつて良太に話していた、暴走族の頭であったとか、アメリカのギャングであった話も、調子のいい火野の嘘であった。
「余計な嘘をつくな」と煙草をふかす柳刃に窘められ、さすがの火野も反省しているのか沈黙した。

 

最後の食事

荷造りも程なく終わり、立ちあがる柳刃と火野。
世話になったなと告げ去ろうとする柳刃に、僕が内定もらうまでいてくれるんじゃなかったんですか、と目を合わせず投げ掛ける良太。

柳刃はそれはもうできないときっぱりと断りを入れる。
任務を終えた以上、彼らがここにいる理由はもうない。

良太は、それならばせめて柳刃たちと交流のあった友人たち、特に内定が決まって柳刃に御礼を言いたがっていた春菜を呼ぼうとするが、
「今聞いたことは誰にも言うな」と、柳刃はにべもなかった。

お前も俺たちのことは忘れろと、一緒に暮らしていた良太に対してもまるで容赦のない柳刃。

今にも玄関を出て行こうとする柳刃たちだったが、良太は「最後に飯を食べていってください」と頼み、柳刃たちを引き止めた。
良太は笑みを浮かべ、僕が作りますと告げた。

 

別れ

袖を捲り、台所に立つ良太。
炊飯器で米を炊くと、驚く火野を後目にベランダにお釜を持っていく。

柳刃が以前に言っていた飯は冷飯に限るという言葉通りに、外にさらして飯を冷やしたのだ。
さらに、凍えるほど冷たい飯に水をかけるのがいいと言っていた柳刃の話から趣向を変えて、良太が取り出したのは日本酒であった。

冷飯をよそった茶碗になみなみと日本酒を注いだ「酒茶漬け」を前に、いただきますと合掌する三人。
日本酒の強烈さに良太は思わず咳き込むが、柳刃と火野は淡々と冷や飯を掻き込み続ける。

柳刃たちと暮らした思い出が次々と脳裏によみがえり、摂取したアルコールと相俟って次第に胃が熱くなる良太。
無言で飯を掻き込んでいた柳刃が言った。

「旨いぞ」
柳刃はどこか穏やかに見える表情をしていた。

顔を真っ赤にしていた良太は、両目から涙をあふれさせた。
火野は、寒い日に冷や飯では風邪を引くと悪態をつきながらも、男の飯だ、と酒茶漬けの味に満足げだった。

 

酒茶漬けを食べ続けた良太は、酒の力でいつしか意識を失った。
それから何時間経ったのか、台所には洗われた茶碗が伏せられている。

返された部屋の鍵。
良太は一人、柳刃と火野の去った部屋で眠っていた。

 

 

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