甘詰留太先生の『ナナとカオル ～高校生のSMごっこ～』はハレム連載中です。
『ナナとカオル ～高校生のSMごっこ～』前回（5話）のあらすじは・・・
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『ナナとカオル』1巻5話のネタバレ＆最新話！ローソクプレイのルール
甘詰留太先生の『ナナとカオル ～高校生のSMごっこ～』ハレム連載中です。 ナナとカオル～高校生のSMごっこ～前回（4話）のあらすじは・・・ 涼子とカオルはランニングしなが ...
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カオルは涼子とローソクプレイに勤しむ。ローソクを持つ手の高さを変えたりしながら二人は愉しむ。しかし橘の「Mはもっとわがままでいい」の言葉を聞き、カオルは本気でSの役目を果たすことに。
スパンキングした所にロウを垂らすなどして過激さを増す。その後、ランニングをするナナと涼子。ナナは涼子がお灸をした事があると聞き、どうだったか聞くと、「口止め、されてるんだ」という答えが返ってきた。
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『ナナとカオル ～高校生のSMごっこ～』第6話のネタバレ＆最新話！
立派なナナと変態なナナ
「生徒会役員一年間……お疲れ様でした！」
体育館で全校生徒が集まる中、ステージの上で後輩から花束を渡されるナナ。
これからは自分たちがこの桜溝高校の伝統を引き継ぐと言う。
それをカオルは見ていた。ナナが花束を貰って微笑んでいるのを見て、彼はニヤリと笑う。
その夜。
カオル「『偉大な先輩』…ねぇ」
カオルはナナの身体にペンで落書きしている。一体何を書いたのかと聞く彼女に対し、ヒントはナナ自身の事だと言う。
ナナ「へっ…へ…『変態』？」
カオル「自分のことわかってるじゃん♪」
そして後ろの方にもペンで落書きをし始める。
そして今日の全体集会で改めて『千草奈々』が随分と『立派な人間』と慕われているんだなと言う。本当は違うのに。
カオル「オレは知ってるよ、ナナ♡」
母の帰宅
彼女に目隠しを取ってよいと伝え、鏡の前に立たせる。
そこには体中に『ド変態』だの『調教済み』だの書かれた己の肉体が……。
これが油性ペンである事をカオルに確認するナナ。カオルは「さーーねェ、知らねェよ」と言うだけ。
一生消えないかもなとすら言われ、「そんなッ」と言うナナ。
ナナ「ひ…どい、ひど…い」
そんな彼女にぞくっぞくっと興奮を催すカオル。
なお、油性マジックは日焼け止めで簡単に落ちるらしいが、それはナイショである。
カオル「ホラナナ、服着ろよ。出かけるぞ！」
ナナ「出か…ける？」
カオル「そうだよ。服の下はそれで…夜の散歩さ♡ みんなに見てもらおうぜ、ナナ」
その言葉にナナの興奮はどんどん高まり――
ナナ母「ただいまナナ…」
突如ナナの母が帰ってきた。顔が真っ赤だと言われるナナ。
ナナ「びっびっくりしたの！！ きゅっ急に帰ってくるから…」
ナナは一瞬で服を着替えており、カオルはベランダの死角に避難していた。
いつもは「帰る」と連絡があったのに、いきなりすぎて驚いたと言う。
ナナ母はそのままベッドに座る。いつもは生活費を置いたらすぐ戻るのに、なぜなのだろうか。
今日に限って…。何か重要な話でもあるのだろうか。
母への反抗と変態性
ナナ母「ナナ、あのね」
ナナはすかさず「酔ってるの？」と聞く。総監や議員先生からありがたい説教をもらったりするからと言う母。
「ちゃんと家には帰っているのか？」「お子さんが心配じゃない？」とか。
だから珍しく帰ってきたのかと問うナナ。ナナは止まらない。
ナナ「『母親の務めもちゃんとしています』って言い訳のために…」
ナナ母「何言ってるのッ！！ あなたを心配してない訳ない！」
母も考えていたのだ。何一つトラブルが無かった娘があんな事件に巻き込まれるなんて。
しかしナナはそれをわざわざ言いに来たのかと返す。娘が事件の当事者になった事で自分の立場が悪くなったと。
自分が『いい子でなくなった』って文句を言うためには帰ってくるのかと。
そのまま「出てってッ！！」と母を部屋から追い出す。
本当はこんな事しても無意味だと知っているのに、自分の言葉をコントロールする事ができない。
そして追い出してしまった。自己嫌悪に浸るナナ。と、カオルが窓から覗いている事に気づいた。
ナナ「…あのね母さん」
ナナは扉の向こうから、自分は母が思っているようないい子ではないと言う。服を脱ぎながら。
いい子であるように頑張っているだけで、本当はもっと歪で危なっかしいと。服をさらに脱ぐ。
それでもナナは『いい子である自分』が大好きだと言う。だからこれからも彼女は頑張るつもりだ。
ナナ「…ただね、いっ…いい子じゃない私も、大切な私なの…」
その事にこの半年で気づけた。そんな自分はみっともなくて母には見せられないが…。
母も「なるべく帰るようにするからね、ナナ」と彼女に伝える。
窓から戻ったカオルに落書きを消すと言われて驚く彼女。さすがにそのままじゃ『千草奈々』が困るだろ、と言う。
しかしナナはこのままで寝てはいけないのかと聞く。それに思わずドキリとする。明日必ず消すからと言う。
と、母からナナへのチョコと手紙を見つける。そこには副会長を一年間頑張った事へのねぎらいの言葉が書かれていた。
「カオルも読む？」と言われ、読む気になったカオル。
ナナ「やっぱダメェッ」
カオル「なっ何？ 余計気になるだろッ」
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