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「涙雨とセレナーデ」第26話ネタバレ&最新話!天久一座にて

投稿日:2019年2月21日 更新日:

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「涙雨とセレナーデ」前回(25話)のネタバレは・・

涙雨とセレナーデ
「涙雨とセレナーデ」第25話ネタバレ&最新話!陽菜を探す孝章!バイト先に菊之進が現れ・・

KISSに連載中!   「涙雨とセレナーデ」前回(24話)のあらすじは・・・ 女子高生の陽菜は明治時代にタイムスリップしてしまう。そこで自分とそっくりな雛子と成り代わり、親が決めた許嫁である ...

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「涙雨とセレナーデ」第26話ネタバレ!

 

天久一座にて

バザーが終わるまでは、育児院には戻るわけにはいかない。

 

無我夢中で、菊之進がいる一座の前に来てしまった。

 

見てみたいけど、ここに入るのは勇気いるなぁ…

 

素泊まりの宿探さなきゃ。

 

陽菜がキョロキョロしていると、ひとりの女性が声をかけた。

 

「今夜の分ははねたけど、明日の分なら用意できるよ?買っていかないかい?…って、あれ?ヒナちゃん!?」

 

チヨだ!

 

こんなとこで会うなんて。

 

「何をボサッと突っ立ってんのさ。姐さんに会いに来たんだろ?喜ぶよ!」

 

半ば強引にチヨに引きずられ、楽屋へと向かった。

 

陽菜を一目見た菊之進は部屋に陽菜とチヨを引きずり込み、扉をバタンと閉めた。

 

「…お前、正気か?」

 

「ごめん……」

 

菊之進は大きくため息をつくと、チヨに向き直った。

 

「チヨ!ここに来るまでに誰かに会ったか?」

 

「いいや?」

 

「よし、じゃあここまで連れてきた責任をとって、とりあえずお前の部屋連れてけ」

 

「はいな」

 

「裏口使え。誰にも見られるんじゃないぞ」

 

陽菜はポカンとしていた。

 

「いいから早く行け。詳しい話は後だ。俺も後から顔出すから。」

 

 

チヨの家へ

軽く変装して、目立たないよう裏口から出る。

 

チヨの部屋に向かった。

 

「ふぅ。ま、ゆっくりしなよ。アンタも大変だね。人生色々さ。」

 

「急に上がり込んでほんとにすみません」

 

「気にしちゃいないよ」

 

陽菜は一座で売ってる写真を見せてもらった。

 

初代天菊も写っている。

 

やっぱり姉弟だな、そっくり!

綺麗…!

 

そこに、菊之進が入ってきた。

 

「お前、悪運強いな。座長が留守の時で助かった。で?」

 

「…事情で、4〜5日、家なき子でして…」

 

「ふーん…。チヨ!コイツ頼む。家賃は折半な。あと、一座に来るのはやめろ。俺に用事があるならチヨに言え。」

 

「…っ、ありがとう!菊之進!」

 

「お前みたいに世間ナメてると痛い目みんぞ」

 

「菊之進て親切が過ぎてたまにびっくり…」

 

「まぁ、こんな曲芸一座なんてみんな何かしらあるものの集まりさね。来る者拒まず、去る者追わず。何だか分からないモンを数日預かるなんてザラだよ。」

 

チヨは、笑った。何も聞かない。

 

布団に入り、寝ようと上を向く。

 

知らない天井。もう何回目?

 

漂うみたいに、生きてる。不安定なまま。

 

…たーくん。

 

一緒に撮った、最初で最後の写真。

 

…欲しかったな……

 

 

孝章と菊之進

陽菜が働くカフェに、孝章が来ていた。

 

小雨の中、傘をさして、お店が開くのを待つ。

 

店に“OPEN”の札が掛けられる。

 

孝章が足を進めた、その時。

 

目の前に傘がさされ、遮られた。

 

「この店に何用で?」

 

菊之進だ。

 

「開いたから…ですが。」

 

「ヒナに、会いに来たのでしょう」

 

孝章は目を見開いた。

 

「何故…」

 

「この店にあなたが来たのは、あの三文記事を見た上での事ですよね?花嫁があろう事か下町のカフェで働いてた…。ここに許婚であるあなたまで顔を出したら、また騒がれますよ。」

 

「陽菜と雛子さん、それに三峯家に迷惑がかかる…か。」

 

「祝言を間近に控えた花婿が、花嫁の影武者に会って何を言うつもりです?」

 

「菊之進殿は、どこまで知っている?そんなに親しい仲なのか?まさか、あなたも陽菜を…?」

 

そこまで言って、孝章は口をつぐんだ。

 

「花嫁と同じ顔のヒナを、自分のものにでもするおつもりか?」

 

「断じて……!」

 

「親に、反論すらできなかったのに?」

 

「……あなたの言う通りだ。だが、陽菜ともう一度会って話をしなくては、どうにも身動きできないのです…」

 

 

告白

菊之進はチヨと天菊に行った。

 

「今日、角のうどん屋行かないか?」

 

「あぁ、美味しいのよねぇ」

 

「行く〜」

 

「んじゃ、決まりな」

 

「ヒナちゃんは?」

 

「ゆうげくらい自分でどうにかするだろ」

 

その頃。

 

カフェから帰った陽菜は、チヨの部屋に向かった。

 

戸を開けると…孝章がいた。

 

固まる陽菜。

 

「たー…」

 

『たーくん』と言いかけて、ぐっとこらえた。

 

名前を呼んだら…泣いてしまう。

 

「陽菜。逃げないで。此処にいて。」

 

陽菜の膝がガクンと折れた。

 

壁に寄りかかって、座り込む。

 

「ずっと探していた。雛子殿に、あなたの事を聞き、あなたの本当の名前を知り、私が今まで惹かれていたのは間違いなく、片桐陽菜、あなただと確信した。」

 

陽菜は驚きすぎて声も出なかった。

 

何これ、、夢?

 

たーくんが、私をーーー?

 

…言いたい。

 

自分の、素直な気持ち。

 

でもーーー…

 

いつ元の時代に戻るか分からないのに。

 

私が、たーくんに、云ってあげれることは…

 

陽菜は俯いた。

 

孝章の顔が見れない。

 

「私、は。雛子に成り代わって、行動していたに過ぎません。それが、私にとって、都合が良かったんです。私は、あなたを、利用していました。ごめんなさい。あなたを、そういう風には、見れないーー」

 

陽菜の眼から涙が零れた。

 

止まらない。

 

見せれない。隠さなきゃ。

 

「では、何故…海で私を助けた?」

 

必死で顔が見えないよう、俯いたままの陽菜に、孝章は近づいた。

 

唇が重なる。

 

優しく、何度も。

 

ふと、孝章が陽菜の涙に気づいた。

 

哀しそうに言う。

 

「あなたにとっては、泣くほど嫌だという事か…これを…いらなかったら、捨てて構わない。」

 

小さな封書を差し出した。

 

中には、2人で撮ったたった1枚の写真。

 

孝章が扉を閉める。

 

陽菜は、堰を切ったように泣いた。

 

一番好きな人に、好きと伝えられない。

 

想ってもらってるのに、応えられない。

 

もどかしくて、…辛い。

 

私の存在は、今の時代では何て無責任で不確かなものなんだろう。

 

せめて同じ時代に生まれていたら、たーくんと死ぬまで共に過ごす覚悟はあるのに…

 

その時、菊之進が入ってきた。

 

「お楽しみのとこ悪い…って、あれ、坊ちゃんは?」

 

「……帰ったよ」

 

「…あー、話は聞いてやる。とにかく立て!俺ん家に行くぞ!座長が帰ってきた!」

 

 

 

「涙雨とセレナーデ」第27話ネタバレ!

ComingSoon

 

 

まとめ

「涙雨とセレナーデ」「完結」で検索している方がかなりの数いるようなんですが、なぜなんでしょう。

 

凄く気になります。もうすぐ終了する噂でもあるのでしょうか。

 

まだまだ終わってほしくないですね。

 

 

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