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『なまいきざかり。』最新話のネタバレ【98話】庄司に女の子を紹介
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「なまいきざかり。」第99話ネタバレ&最新話!
眼鏡の諏訪さん
風香が諏訪の教室に行くと、眼鏡をかけた諏訪がいた。
黒板が見えない時たまにかけるらしい。
風香の萌ポイントを直撃し、これ以上モテなくていいと言う。
『たまに眼鏡』の殺傷力について力説するも諏訪はサラリと笑って流す。
(諏訪さんの隠れファンとか絶対いるし!ただでさえバスケ部はやたら顔良いオバケばっか揃ってるのにー)
「女子の見学とかめっちゃ来たらどうするんですか!?」
「まさかそんな漫画みたいなことー…」
体育館の前には女子の集団。
スマホ片手にバスケ部を覗いている。
「…あったね」
女子ギャラリー、殺到!!
2週間後に新人戦を控える最中、バスケ部には女子のギャラリーが集まって、練習どころではなかった。
「すいませんでした!!!」
袴田が頭を下げる。
どうやらネット上で袴田が拡散されているらしい。
ナツミは、これでバスケ部も目立っていいんじゃない、とのん気だ。
しかし、練習の見学中に拡散は更に広がる。
成瀬、周、湊、諏訪…。
バスケ部の顔面偏差値がハンパない!と黄色い声援はどんどん増えていった。
由希はそんな中でも黙々と仕事を続ける。
しかしやりづらい…。
「集中できない」
「もしボール飛んでって怪我させたら…」
そんな部員からの声が耳に入った。
…たしかに。
マネージャーの仕事
翌日。
体育館入り口にはギャラリーの定員数が書かれたポスターに、これから先は立入禁止のカラーコーン、万が一の為、任意で署名も書いてもらうという状況。
由希はもはや警備員並みの仕事をしていた。
部員達が驚いて言う。
「これ、全部町田さん1人で!?」
「ポスターとか自分で作ったんスか!?」
「言って下さいよ、やりますよ!」
「いえ、バスケ部のマネージャーなんですから、部員にさせるわけにはいきません。皆さんが練習に集中してもらう様にしないと」
少しでも部の皆が集中できるように、見てる人が安全なように、部を守るのがマネージャーの仕事。
部員に頼るわけにはいかない。
その日、由希の部屋。成瀬が来ていた。
警備員やってマネージャーやってバイトやって家でレポートを書く由希を雑な言葉ながら心配している。
「俺がきゃっきゃ言われて嫉妬しちゃう?」
「それはもう飽き……慣れた。」
「飽きたって何」
足で捕まえられる。
「いや、言ってない!新人戦近いんだし練習に集中して。気にしなくていいから」
「…言うと思ったけど」
『壁』
次の日、バスケ部の部室前。
由希が通りかかった時、中で話している部員達の声が聞こえた。
「俺高校ん時マネいなかったから分かんないすけど、皆町田さんみたいな感じスか?」
「マネはマネ!選手は選手!みたいな」
「やー、あの子は特殊じゃね?」
「町田さん、何だかんだで1年位はマネやってくれてるけどさー。なんか…壁作られてる感じするんだよねー」
壁……!!
由希は想像以上にショックを受けていた。
そして、ショックを受けている自分にも違和感があり、混乱した。
高校の時から、このスタンスでマネージャーやってきた。
それを『壁』と言われるならそれも仕方ないこと。
なのに。何でショック受けてんだ、私…
今までなら気にしなかったはずなのに…
手洗い場にいる由希に、女子2人が声をかけてきた。
バスケ部のマネージャーということで、袴田の事について質問攻めにさせる。
本人に聞いて下さい、と言っても、本人は近づくとすぐ逃げちゃうから、と喰らい付く。
由希が2人に押されてどうしようか困ってた時。
由希の前に成瀬が割って入った。
「…あんまこの人に静のこと喋らせないで。俺妬いちゃうから。すぐ。」
女子達は悩殺&発狂した後、「ごめんなさい!」
と謝って去っていった。
笑顔
「何であんなのに押されてんだよ、らしくねぇ」
らしく…?
何人かに、『変わった』と言われた事が頭をよぎる。
「私も、分かんない。ヘンなんだよ。今までずっと、マネージャーとして役にたてるだけで全然よかったのに…。今は…なんか…それだけじゃ『寂しい』って思ってるみたい…。なりたくない自分になってるみたいで、怖い。」
成瀬はしゃがんで、下からジッと由希を見上げた。
「ちげぇよ。なりたくない自分になってるんじゃない。見たくない自分を見てるだけだろ、ソレ。『寂しい』事を、『欲しい』もんを、ちゃんと直視できるようになってるだけで、何も怖くねぇ。
何が欲しい?由希先輩が欲しいもの、ちゃんと探してやる」
優しい、目。
由希は、思い切って言った。
「もっと…皆と……」
その時。
「町田さん!」
部室にいた部員達が慌てて駆け寄ってきた。
「なんかあった!?さっき女子達が来て、マネージャーさんに謝っといて下さいって…。何か言われたの!?」
彼女達は何もしてないと、由希は慌てて否定した。
「ほんならえーけど。何かあったら言うてな?」
「ほんっとソレ!!俺じゃ役にたたないかもだけど!」
「全部1人でやろうとしなくていいよ。チームなんやし」
…なんて、気付くのが遅いんだろう。向こう側から壁をこわしてくれるのを私はいつも、待ってるだけ。
いらないフリをして そう思い込んで踏み込めないでいただけ…。
「…じゃあ、言います。」
由希は次々と部員に対し直して欲しい所を言いだした。お菓子の事・洗濯カゴの事・ヘアワックスの事…いつもの調子で淡々と。
慌てる部員達の反応を見ながら、
「ふふ。うそです。大丈夫です。」
と、自然に、花が咲いたような笑顔を見せた。
袴田はもちろん、他の部員達も、まんざらでもない顔をする。
「だめ、見ちゃ。」
成瀬がその笑顔を隠す。
「何やねん、ケチ〜」
「そーだよ、今の顔もっと見せろ!」
「あ、皆さんあと3分で練習です」
全員で、賑やかに話をした。
あんたが『こわくない』って言ってくれるなら明日もきっともう一歩踏み出せるよ。
「なまいきざかり。」第100話ネタバレ&最新話!
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『なまいきざかり。』最新話のネタバレ【100話】ヤキモチ
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