ミユキ蜜蜂先生の『なまいきざかり。』は花とゆめ連載中です。今回は101,102,103話の最新話のネタバレを書いていきたいと思います。
『なまいきざかり。』の前回(100話)のあらすじは…
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『なまいきざかり。』最新話のネタバレ【100話】ヤキモチ
ミユキ蜜蜂先生の『なまいきざかり。』は花とゆめ連載中です。今回は100話の最新話のネタバレを書いていきたいと思います。 『なまいきざかり。』の前回(99話)のネタバレ 由希 ...
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新人戦のメンバー入りを勝ち取った成瀬。誰よりも成瀬を応援してることを何とか伝えたくて、由希は自分からキスをする。それは成瀬に火をつけてしまい、『新人戦で静より点を取ったら続きして』と言われて…!!
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『なまいきざかり。』第101話 最新話のネタバレ
試合前
大学バスケ部新人戦、いよいよスタート。由希には気掛かりがあった。先日の由希からのキスで、『静より点を取ったらその続き』を一方的に決められた。
明らかに袴田をライバル視する成瀬。ただでさえ普段から何かと競い合ってるのに、今日は特に…。戦う相手を間違えやしないだろうかーーー。
アップの前、廊下で一回戦の相手である征南学園に会う。2年の吉良は、袴田の昔の先輩で、挨拶をしていた。ニコニコしてどこか本心が読み取れない印象の吉良。
そこへ小栗が顔を出した。練習試合では体調を崩していて休みだったらしい。高2からバスケを始めていながら推薦で征南に入り、新人戦にも…。要注意人物だ。
試合直前。相変わらず突っかかる2人を見て、由希は成瀬に注意した。
「アンタの相手は袴田くんじゃなくて征南だからね!?」
しかしその後も成瀬の袴田意識は変わらない。
「そんなにケンカなら外でやんなさい!」
イラついた由希の怒号が飛ぶ。成瀬は振り向いて言う。
「どんだけ信用されてねぇんだよ。さすがにここまでくるとなんつーか、マネージャーとか恋人ていうより……おかん。」
由希は怒ったが、内心、この大事なデビュー戦を、これから成瀬が進む道を、自分の事なんかで邪魔したくない一心だった。
ユ二フォーム姿の成瀬を見つめる。
不調…!?
試合開始。静は対峙して初めて吉良の怖さに気付いた。気持ちで、押される。いつものプレイができず、動きが硬かった。開始早々の3ポイント2連続。
征南は小栗の並外れた身体能力もあり、次々と点を入れていく。前半が終わる頃、点差は20点差となっていた。袴田の動きの硬さにゲキが飛ぶ。
チームワークとしてもいい状態ではない中の後半。リバウンド勝負になる。成瀬、袴田、小栗での取り合い。反動で、コートに小栗が倒れた。
が、すぐに起き上がり、笑顔で言う。
「平気っす!央崎1年の当たりなんて、蚊に刺されたようなもんなんでー」
蚊に刺された…?成瀬と袴田の顔色が変わる。成瀬は袴田を指しながら言った。
「コイツ、もう使えるんで。パスがんがん回してください。」
その後、袴田が引きつけ、フリーの成瀬にアシストし、シュートが決まった。ハイタッチを、しかけて…しない。そのシュートで流れは変わり、央崎の巻き返しが始まった。
試合終了。残念ながら央崎は敗退となってしまった。だが、スコアではその差5点差。前半の20点差を思えば、よく頑張った言われる。
廊下で会った吉良と袴田。袴田は、次当たる時はもうビビらないようにもっと鍛えますんで!と吉良に宣言した。
吉良は笑って、最後に振り返ると、
「そのユニフォーム、三寿々のより似合ってるよ」
と言った。袴田は、吉良の後ろ姿に深々と頭を下げた。
信じること。
体育館の階段で、由希は成瀬に謝っていた。試合前に、余計なこと言った、と。成瀬がつまんない点数争いなんかで、試合を棒に振るわけないって、最初から信じてたらよかった。
「今日の試合、負けたのは半分私のせい…」
由希は落ち込む。下を向く由希の顔を包み、成瀬はグイッと上に上げた。
「“半分”じゃねーだろ。いちいち“半分”なんかしないで、また“一緒に”頑張ってよ。てことで頭下げんのはナシ」
2人の間に優しい空気が流れた。ふと、成瀬が言う。
「ところで、今日の試合、俺が22点、静が18点だったんだけど、どーする?」
由希は固まった。
「……『どーする』って何…」
「え?」
「え?」
成長とは、難しい……。
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『なまいきざかり。』第102話 最新話のネタバレ
苦悩
運命の相手と理想の恋?そんなん作り話。
全部完璧な王子様が自分だけに笑ってくれるなんて有り得ないし。
…とか知ったような顔して生きて来ました。
この、爆イケ彼氏が出来るまでは。
諏訪からの電話。
風香が出ると、どうやらバイト中らしい。
「今日シチュー作りすぎたので一緒にどうかなって…!」
それは風香の精一杯頑張った誘い。
だが。諏訪のバイトは夜勤まであるらしく、アッサリと崩れた。
そんな風香の隣の部屋。
由希の部屋に、成瀬と2人で帰ってくる。
ドアの前で成瀬にキスされ…そんなやり取りの中、風香が顔を出す。
「邪魔みたいだし、いーや……」
かなりの病んだ状況。
2人は風香の部屋で話を聞いた。
諏訪と付き合って1ヶ月。楽しいし優しいしケンカというケンカもしていない。
だが、1ヶ月たつがキス止まりは変だよね!?
成瀬ははっきりとあのムッツリが1ヶ月手出さないなんてありえねー、とトドメをさす。
風香の苦悩は深まる。
翌日。諏訪が風香に昨日はごめんね、と謝る。風香は由希達と一緒に食べたから気にしなくていい、と言った。
諏訪は、家の近くに出来たというカレー屋に風香を誘う。
“家の近く”というポイントに反応する風香。
もしかしたら…。
即、成瀬の所へ行く。
イエスノー枕と引き換えに、『彼女にムラッとするのはどんな時か?』というのを諏訪に聞いて欲しいと頼んだ。
バスケ部ロッカーで、成瀬はおもむろに話を切り出す。全員に向けて言い、さりげなく諏訪へ振る。ロッカールームの外では、風香が聞き耳をたてていた。
そこで話されたのは…諏訪は元カノは全員、付き合った当日に手を出していた、と。
さらに風香は沈んだ。
お家へ…!!
カレー屋でご飯を食べた後、雨に降られて困っていると、店員が一本だけ傘を貸してくれる。
雰囲気的に、今日もご飯食べて終わりって感じかな…。そう思った風香は、笑って『駅まですぐなんで』と走ろうとした。
その時。
諏訪が風香の肩を寄せ、傘に入れると、
「俺ん家、こっち。」
と風香を自分の家に連れて行った。
風香の頭はパニック状態。
諏訪の部屋はオシャレで、諏訪の匂いが家中に…もうそれだけでもクラクラしていた。
濡れた服を着替えて、ラフなスウェット。
立て膝で座って、直飲みで缶ビール。
フェロモン出すぎ…半端ない。
こんなん見てたら女でもヘンな気分になるわ。
気分を変えようと話題を振る。
振り返りざまに不意打ちにキスされた。
ヤバ。自信ない。
望んでたはずなのに、初めてでもないのに。
相手が諏訪さんだと…私なんかでいいのかな。
なんかもっと修行した方がいいんじゃ。
なんせ百戦錬磨だし…
「雨の様子、見てきますね?」
そう言って玄関に向かう風香。
諏訪は後ろから寄りかかり、
「…嫌だった…?」
と聞く。
『王子様』?
風香は、口をついて出る言葉を、止めたかった。けど…出てしまう。
「諏訪さんこそ、私でいいんですか?付き合って1ヶ月、全然手出さなかったし…ほんとは私のこと、女として見てないんじゃないですか?」
諏訪は、カタンと椅子に座った。
風香の悩みに気づいてなかった事を、謝る。
そして、実は、“そうゆう行為”自体がそもそもあんま好んではない、と言った。
嫌いとかではないが、映画観たりご飯食べたりするだけで充分楽しいし、それってそんな必要?て思ってしまう、と。
それでも今までは、付き合ったら義務のように感じていて、求められれば応えていたが…風香と付き合ったこの1ヶ月は、完全に素になっていたらしい。
「風香ちゃんに甘えてたと思う。不安にさせてごめんね」
そう言って風香の手を握り、自分の頭をペシッと叩いた。
大の男が彼女の前でここまで本音ぶっちゃけるってどうなの?
そういえば、酔って拗ねてた時もあったっけ。
…なんだ。全然『王子様』なんかじゃないじゃん!(笑)
風香は楽しげに笑った。
「どんな深刻な話かと思ったらそんな事?カッコ悪過ぎですよ、諏訪さん!」
クルッと回って部屋に戻り、冷蔵庫の方に行く。
「いいですよ、私もゴロゴロお喋りしてるだけでも楽しいんで♬雨小降りになってますし、今のうちにビール買いに行きます?」
諏訪は、風香を後ろからギュッと抱きしめた。
「…やっぱ風香ちゃん、ヘンな子。怒ったり笑ったり忙しくて…。さっきの笑顔見たら、全部の顔見たくなったんだけど…向こうの部屋、連れてってもいい?」
「…いいよ。」
やっぱり、運命の相手も完璧な王子様もいない。
でもそんな完璧じゃない同士が、妥協したり許し合ったりして『たった1人』になっていく。
それってファンタジーより、奇跡なんだよね♡
『なまいきざかり。』第103話最新話のネタバレ
ピンチ、中国語!
『中国語がヤバい』
成瀬が言うが、由希はなんだかんだで全部うまくこなす成瀬をあまり心配していなかった。
が。
「どう思う?」
ピラッと見せた成瀬の中国語小テストの点数は…25点。
…え。ヤバい、のでは?小テストでそれなら試験は…。単位は…。
「これ親父に見せたら何て言うかなー?」
お父さんは会ったことない。すごい厳格な方とか…!?歳上彼女のアパートにしょっちゅう行ってるから勉強に身が入らないんだ、なんて言われたら…!!
勉強会
中国語を選択していた風香に勉強を教えてもらうよう頼む。
成瀬の家に行き、3人で勉強会になった。
風香は『あとでちゃんと抜けるから、イチャイチャできるよ☆』と言うが、由希の心配はそっちではなかった。
何とか単位を落とさないように頑張らせなくては…!
風香がお手洗い借りるね、と席を外す。
成瀬が由希の横に来た。
以前、熱を出した日の事を思い出す、と言われ、由希の頭にあの日この部屋のベッドで身体を重ねた時の事が蘇った。
固まっている由希の手を取り、
「最近、いつも指輪してくれてるよね」
そのまま、キスされた。
「宇佐見さん、戻ってくるし…っ!」
「スマホ持ってったから彼氏と電話だろ。まだかかるよ。ね、センパイから色々してくれるって話、どーなったの?」
「ゴホンっ、んんっ!!」
…わざとらしい咳払い。
風香が戻ってきたらしい。
入るよアピールだった。
初対面
その時。
「翔ー!彼女連れてきたんだって!?何で前日に言わないのー!」
どこか忙しい成瀬の父。キョトキョトした雰囲気。
父は由希と風香を見て、風香に「翔の父です。いつもお世話になって…」とペコペコと挨拶を始める。
由希の方が彼女だと伝える成瀬。
焦る成瀬父。またペコペコと頭を下げた後、お茶を淹れてくる!とキッチンへと姿を消した。
由希はショックを受けていた。
…きっ、期待はずれだったのでは!
私が彼女でガッカリしたのでは!?
確かに宇佐見さんは華やかで美人で…成瀬に釣り合うよね…
ふと指に光るペアリングが目に入る。由希の脳裏にいつかの成瀬の言葉が浮かんだ。
『欲しいものを欲しいとか、先輩が自分の気持ち直視できりようになっただけで、別に何も怖くねーよ。何が欲しいの?』
由希は立ち上がり、成瀬父の後を追った。
キッチンで、お茶っ葉をこぼしてしまい慌てている父。
由希はゆっくり前にしゃがみ、ほうきとちりとりを持ってきてお茶っ葉の片付けを手伝った。
「…ちりとり、お借りしました。勝手にすみません。あとジャケット忘れてあったので持ってきました。あの!私、翔くんとお付き合いさせて頂いてる町田由希と申します!よろしくお頼もっ、申し上げ…!」
たとえ盛大に噛んじゃってもいい。
自分の声で、伝えたい。
私は、「自信」が欲しい。
ずっとあいつの隣にいたいから。
成瀬父はポロポロと泣き出した。驚く由希。
「翔と、母さんの言ったとおりだな。しっかりしてて、かっこよくて、可愛らしくて…。あいつバカだけど女のコ見る目あるなぁ…」
由希がどうしていいか困っていた。
父は、『翔が彼女紹介してくれるなんて初めてだからすごく緊張してて』と泣きじゃくる。
そこに来た成瀬が小テストの答案を見せた。
「何この点数ー!?だから言ったじゃん!中国語はやめといた方がいいってー!どうしていつも父さんの言うこと聞いてくれないの!」
由希はフッと優しく笑った。
成瀬家って、なんだかあったかい。
お母さんが帰ってきて、その後お姉さんも帰ってきた。“私の由希ちゃん”に会うために急いで。
お母さんが、ご飯を食べて行くように勧める。
『ホラ、2週間後の話もしておきたいし』と言われるが、何のことか分からずキョトンとする由希と成瀬。
お姉さんが成瀬に言う。
「あれ?私アンタに話したわよね?結婚するって。ハワイで式挙げるから、由希ちゃんも連れてくよって。言ってなかったっけ?」
「……聞いてねぇよ」
成瀬家は、やっぱり強烈。
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『なまいきざかり。』第104話最新話のネタバレ
ComingSoon
『なまいきざかり。』まとめ
今回は『なまいきざかり。』第101、102、103話のネタバレ&最新話をお送りしました!
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