志名坂高次先生の『モンキーピーク』は週刊漫画ゴラクにて連載中です。
『モンキーピーク』のいままでのあらすじは・・・
訳も分からず山の中を逃げ惑う社員たち。その内社員たちは決別して別行動をするように。やがて猿の正体は薬害問題の被害者たちが変装した姿である事と、猿の内通者が林と長谷川である事も判明する…。
林は長谷川の娘であり、林の弟2人が薬害被害に遭ったために藤谷製薬に復讐を企てたのが今回の騒動だった。
薬害の原因は薬に使われた東南アジア産デンプンであり、藤谷製薬は薬害が起こる事など予見できなかったと結論が出ていたが、実は安斎が知っており、それを隠ぺいしたのだ…。林と長谷川の安斎へ対する憎悪が膨れ上がる…。
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『モンキーピーク』第99・100話のネタバレ&最新話!
第99話
『オルフィジン薬害疑惑』。藤谷製薬の抗生剤『オルフィジン』の添加物として使われていたデンプンの中に微量のクララトシン酸が混入していた事で起きた薬害疑惑。8名のし者を含む数多くの被害者を出した。
裁判の焦点はクララトシン酸の存在を藤谷製薬が認識していたかであり、品質検査を行っていた事などから藤谷製薬は完全勝訴した。
林「嘘よ!!」
佐藤は裁判では嘘ではなかったと言うが、それは違った。
長谷川「安斎だ」
前社長了承の元、安斎を中心に少人数で行われたのだ。そう、クララトシン酸の混入を知りながら販売したのだ。そのせいで林の弟は1人はしに、1人は植物状態だ。
隠ぺいの証拠自体はないが、前社長が酔っぱらった時に長谷川に言った。
早乙女「あの猿は!?」
ではあの魔猿は何なのかと聞かれるが、あれは長谷川たちにも制御できない代物。そのため長谷川は本来あれを使うつもりはなかったようだ。あれを手懐けられるのはトオルしかいないが、トオルと魔猿は長谷川らの元を離れてころしを楽しんでいるらしい。
巨大な崖に一同は到着する。角度がありすぎて安斎達の姿が見えなくなる。と、ガンガンと物音がする。彼らが何をするつもりか調べるためにも、長谷川が先行して一人昇る。
早乙女は皆をころした犯人である早乙女を憎む事ができなかった。
一人昇る長谷川。先行しすぎたかと思っていると、いきなり鎖が長谷川の左腕を打つ。長谷川より少し上に立っていたのは安斎。
安斎「随分遅かったじゃないか、待ちくたびれたよ」
第100話
長谷川「あんざいぃぃぃ」
安斎「長谷川が先頭とは…これはラッキーだ」
長谷川の身体を何度も鎖で打つ。長谷川は転落しそうになるが、ここで落ちたら命はない。
早乙女「ま…待てっ安斎!!」
そう叫ぶ早乙女の足元にも石が飛んでくる。やったのは氷室だ。
それから安斎は鎖をさらに長谷川にぶつけて落とそうとする。長谷川はさつ人鬼……だが早乙女は彼を見ごろしにできなかった。
早乙女は長谷川の元に向かうが、今度は早乙女の脚に鎖が命中。早乙女はそのまま鎖から手を滑らせて滑落する。慌てて宮田が手を伸ばし、それを掴むことで落下は防がれた。
宮田は自分もやれば早乙女みたいにできるんだと言う。そして早乙女を立派な男と認め、学生時代から疎遠にした事を謝罪する。だが今はあの鎖をどうするか――
ゴッ
宮田の頭に石が命中。
氷室「やったぁーーっ、命中~~っ」
そのままバランスを崩す宮田に早乙女は手を伸ばすが、虚しく彼は落ちていく。
早乙女は「そ…そんな…」と言い、叫ぶ。
早乙女「宮田あああああああ」
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まとめ
今回は『モンキーピーク』第99・100話のネタバレ&最新話!をお送りしました!
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