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『モエカレはオレンジ色』前回（26話）のあらすじは・・・
父の死をきっかけに、母親の故郷に家族で引っ越してきた、女子高生の佐々木萌衣。高校の火災訓練で消防士の蛯原恭介に救助され、その後もあらゆる場面で恭介に助けられる。
度重なる励ましや、勇気をもらい、萌衣はどんどん彼に惹かれていく。恭介・風間・萌衣・紗弓の4人でダブルデートで、恭介の真摯な想いにショックを受けながらもさらに好きが深まり…。そんな中、姫野と2人きりでプレゼント探しに行くことになって…？
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『モエカレはオレンジ色』27話ネタバレ＆最新話！
救命士への憧れ
救命講習の後、萌衣は、姫野に頼まれて、姫野の親戚の女の子のプレゼントを買いに行くのに付き合うことになった。
萌衣は、姫野が講習の講師をしていたことに驚いていると、姫野は救命士の資格を取っていたことを明かした。
そして、なぜ救助隊員になったのか問われると、姫野は、
「…現場の最前線で人を助けたいと思ったから。消防士になっていろいろ見てるうちに、いくつも壁にぶち当たってね。助けたい人もいれば、助けられなかった人もたくさんいて…。自分に出来ることってなんなんだろうって挫折したりして、辿り着いたのが今」
と、語った。
萌衣は、姫野の話を聞いているうちに、今日講習を受けた女性救命士の多岐川を思い出し、密かに救命士への憧れを抱いていた。
英語ペラペラの姫野
街はすっかりクリスマスムード。
萌衣は、蛯原を思い浮かべ、一緒に過ごしたいと考えていた。
一緒にバラエティショップを訪れた2人。
プレゼントは、コスメの詰め合わせに決定した。
姫野が会計している時、外国人客に英語で質問され、困っている店員を発見した萌衣。
萌衣も店員を助けようと、応戦するが、カタコトの英語しか話すことが出来ず、要領を得ない。
そこに、会計を終えた姫野がやってきて、堪能な英語であっさり解決してしまった。
かっこいい、と関心している萌衣。
「いや、すっごいですね。姫野さん！わたしなんにも出来なかった」
「そんなことないよ。見て見ぬふりしなかったじゃない。助けようって気持ちが一番。萌衣ちゃん、まだ時間平気？」
そして、萌衣は姫野に誘われて、映画を観に行くことになった。
姫野の心境の変化
2人で恋愛映画を観に来た、萌衣と姫野。
「うれしいーっ。これ、今日までだから観たかったんですーっ。ありがとうございます。姫野さん！」
喜んで観ている萌衣とは対照に、夜勤明けの姫野は、眠気と闘っていた。
そして、映画を観ながら、表情がコロコロ変わる萌衣を見て、
“やっぱ面白い子だ。…真っ直ぐで、嘘がなくて…ほんとにー”
と、考えながら眠ってしまった。
姫野が目覚めると、既に映画は終わってしまっていた。
必死に謝る姫野に、萌衣は、
「夜勤明けの疲れ、少しは取れました？」
と、聞いた。
笑顔の萌衣に、面食らってしまった姫野。
“まずいなあ…。「なんとなく」ではスルーできない、ような”
と、少しずつ、萌衣を気になり始めていた。
蛯原と多岐川さん
一方、その頃明星署では、蛯原が珍しくデスクワークしていた。
いつもと違う蛯原の姿に、
「…もしかして、萌衣ちゃんと姫野さんのこと気になってます？」
と、からかう。
蛯原は、
「なってねぇよ。バカヤロ」
と、否定しながらも、明らかに動揺していた。
その結果、怪我をおってしまった蛯原。
自身で怪我の手当てをしていると、
「おーい、おつかれー。派手にやったんだってー？だいじじょーぶ？恭介」
と、救命士の多岐川さんがやってきた。
「灯里…さん」
お互いを名前で呼ぶ2人。
蛯原と多岐川の関係は…？
『モエカレはオレンジ色』28話ネタバレ＆最新話！
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