『未』成熟 第19話ネタバレ＆最新話！千暁は、快くんと祖母の墓参りへ

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『未』成熟の前回（第18話）のあらすじは・・・

幼い頃、大好きだった幼なじみの快くんに突然拒否され、傷ついた過去を持つ千暁。大学生になった今も、恋愛に本気になれずにいた。

家では継母のいじめに遭いつつも、家族には知られないように振舞う。大好きな祖母と暮らすためのお金を稼ぐべく、夜はキャバ嬢として働いていた。

千暁は、家族をバラバラにしてしまったショックで快くんに縋りつく。彼の温もりで一時平穏を取り戻したように思えたが、快くんに嫉妬した大倭に積年の想いを告白される。疑心暗鬼の千暁に、継母の真実が打ち明けられる。

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『未』成熟 第19話のネタバレ！

祖母の墓参り

千暁は、快くんとともに祖母の墓参りに行った。

千暁の祖母は、快くんを心配し、お金や手紙を送っていたのだった。

「苦しくて孤独で壊れそうだった…。それでも生きてこれたのは、初江おばあちゃんのお蔭だよ。もっともっと生きててほしかったな…」

快くんは、空を見上げて涙を流した。

千暁は、素の快くんを見て、

「泣きすぎて目が腫れてるし、寝癖ついてるし、髭伸びてるし、いつもよりイケてないけどさ、あたしはそんな快くんが愛おしいよ？」

と力説した。

いつもはホテルに直行していたので、こんなやりとりをしながら恋人のようなデートができることを千暁は喜んでいた。

芝崎の正体を探る

カフェに入った千暁と快くん。

快くんは、「嫌なこと思い出させてごめん」と前置きして、昨夜襲った芝崎と名乗る男に見覚えはないかと訪ねた。

そして、2人は継母の引き金ではないかと考えた。

“あの人ならやりかねない。もしそうだとしても、問い正したって正直に認めるはずがない”

快くんは、継母がやらせたとしたら、携帯電話に証拠が残っていると考え、理由は伏せて大倭に継母の携帯電話を探るように頼んだ。

大倭が実母の裏の顔を知る

大倭が携帯を探ると、“N”と登録された番号から着信があった。

咄嗟に電話に出た大倭は、そこで“N”が千暁を襲ったことを知る。

その後、千暁に電話をした大倭は、千暁から真実を聞いたのだった。

「ごめん。あんな母親で…。ごめん…」

大倭は、千暁に謝り続けた。

“N”の正体は

大倭が継母の携帯電話を盗み聞いた情報で“N”が再び店を訪れると知っていた快くんは、千暁とともに店で男を待っていた。

男は、百合に頼まれて千暁をこの店から居られなくしてやれと頼まれていたことを自供し、女性週刊誌の記者だということを盾に、店の悪評を記事にすることや快くんを社会から抹消すると脅迫した。

「どうぞご自由に。会話は全て録音しておりますのでー」

快くんがそう言うと、男は立ち上がり、「－はあ？調子のんなよ。ガキが！寄こせ、それっ」と快くんの胸倉を掴んだ。

そこに、「失礼致します。お客様がお見えです」とママが割って入った。

やって来たのは大倭と千暁の父。

大倭は、千暁の父に全てを話したのだった。

千暁の父は、男の前へと進み、「あなたは、毛利伸人さんですよね？百合の元夫の」と問った。

男は、継母の元夫で、大倭の実の父親だったのだ。

「伸人さん、千暁に二度と近づかないでください。大倭にも一生近づかないでください。約束してくださるのなら、今回の件は怒りを押し殺して不問にします。ですが、約束を破ったら、あなたの人生を壊します。私の全身全霊をかけて」

と凄んだ。

毛利は、「分かりました」と言って、大倭には目もくれず、そのまま去って行った。

“「一生近づかないでください」「分かりました」”

大倭は、2人の父親の言葉を反芻していた。

『未』成熟 第20話のネタバレ！

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