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「満天の星と青い空」 第3話 ネタバレ&あらすじ

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前回(2話)のあらすじは・・・
人類滅亡が決定的なほどの巨大隕石が地球を襲う―—
だがその瞬間でさえ、中澤真吾は何の感情も持てなかった。

真吾はそんな自分に絶望するが、隕石は四散して滅亡の危機は去る。
その後、京都へ修学旅行へ向かう真吾だったが、東京でスカイツリーが倒壊し、さらに異変が連続する。
真吾は鉄が消滅しつつあることに気が付き‥

 

満天の星と青い空 第3話 ネタバレ&あらすじ

 

第三話 空から見た街は消えてしまった

「鉄がなくなる‥?鉄がなくなるとどうなるの?」

 

「どうなるってそりゃ‥‥‥
金が失われると書いて鉄‥‥
その鉄まで失われたら‥‥貧乏になるな。」

 

晃一の言葉は皆の期待しているものではなかったのだろう。
冷たい目で見られる。
慌てて空気を変えようと、真吾に説明を求める。

 

真吾は淡々と語る。
携帯が使えなくなって通信は途絶。

ドアか取れて鍵もかからない、プライベートがなくなる。
機械類は全滅。TV、ラジオ、時計もないから時間もわからない。

 

 

「今一番ヤバイのは病院か?
メス、注射、MRI、生命維持装置、全部アウト。
寝たきりの人間がゴロゴロ死んでくだろーな。」

 

 

クラスはざわつくが、真吾は続ける。
街は混乱して、パニックを起こした奴らによる暴動、略奪―—――

 

帰りのバスも鉄だ。そもそも連絡を取ることができないが。
バスだけじゃなくて電車も車も自転車も、船もヘリも飛行機も全部‥‥‥

 

「俺ら、帰れねーんじゃねーの?」

 

真吾の言葉を聞き、晃一がふと放った言葉はクラス全体を震撼させた。
パニックにおちいっている。

 

 

「や‥やめろ!!
落ち着くんだ、慌てちゃいけない!」

 

委員長が止める。
こういう時はパニックになるのが一番危ない。

国が必ず救助を寄こしてくれる。
争って勝手に潰し合うのが一番怖いとは思わないか?
皆を諭すように語りかける。

 

みんなで協力しよう。
鉄がなくなっても新しい技術が生まれる。
人間はそうして歴史を築いてきた。

 

委員長の言葉に安心したのかパニックは収まった。

 

大丈夫だよな俺ら――
そんな空気になっていく。

 

 

‥‥‥‥‥
「大丈夫」?

 

通信、交通、移動手段に情報網も失って、
やっていく?いけるのか?
ライフラインのすべてに鉄が使われてる。

 

インフラであとは何がなくなる?
もっと身近な電気、水道、
それから‥‥

 

 

ドガアッ
大きな音を立てて外で何か爆発した。

 

 

ああ、そういえばガス管も鉄か。

 

途端、地面が揺れた。

 

「何?何の地震?」

「いや‥建物が揺れたよな」

「なんで!?
鉄がなくなると建物もなくなるの!?」

「知らねーけど基礎? とかに使われてんじゃん?
それがなくなったら多分‥‥‥」

 

 

衣、食、住、
すべてが壊れていく恐怖――
日常を失った人間が崩壊していくのは、
案外早ェかもしれねーな。

 

 

崩壊

まだ明かりのつく部屋で本を読む真吾。
晃一は窓から外で花火をする生徒たちを見つける。

 

花火か。いいねえ。
花火が、というよりまだ日常を信じてる奴らがこれだけいる。それが嬉しかった。

 

ばっ んっ
!?
電気が落ちた。
下からパニックになった声が聞こえる。

 

 

「あーあ‥ホントになくなってくんだな‥日常。」

 

 

3日目
ブブブブ‥
虫がやけに多い。網戸がないからだ。

 

ご飯がもう出ないらしい。
売店に行くと、商品はすっからかんだった。

 

「3人で買っといた食糧だしてくか~~~
鈴音ちゃんに感謝だな。救助が来るまで大事に食わねーと。」

 

 

救助か‥

 

 

4日目
近くに親戚がいたり、知り合いがいると出ていく人がちらほら現れた。
見捨てられた気分だと木畑理英子が語る。
「悲しいね。鉄がなくなると友情までなくなんのか。」

 

 

5日目
外で食糧を奪い合う喧嘩が起きている。

飢えると体は脂肪を分解する。
次に筋肉。
脳と心臓を動かすために体中を分解し、
それすらもなくなった時、
血糖値が下がり意識を失う。

死だ―――

 

 

6日目
このままじゃ救助は来ない。
そう悟った人たちが
「サバイバルゲームの始まりだ。」
そう言っているのが耳に入る。

 

 

恐怖

屋上に一人立つ鈴音に声をかける真吾。
鉄がないということは、エレベーターも使えないし、鉄製の階段もなくなる。
この先高い所にいたら案外アウトだなと思う。

 

鈴音は星を見ていた。
電気がつかなくなった分、星が綺麗に輝く。
さっき旅館の人に「出てけ」と言われた。
ショックだったが、その人は怒っているというより悲しそうに見えた。

 

「それで、考えたんだけど‥」

 

 

そこに隣のクラスのヤンキーグループが食糧や荷物を寄こせと来た。
救助が来たとき生き残っていないといけない。

 

その考えに真吾は切り込む。

 

「随分甘いんじゃねーのか?」

 

 

鈴音の服をつかみその場から離れさす。邪魔だった。

ドガッ
階段を蹴る。
ほぼ壊れかけだった脆い階段は簡単にバラバラになる。

 

 

「殴って食糧奪う?全然甘ぇだろ。」

 

 

「地上から鉄がなくなるんだ。
助ける奴も助けられる奴もいねえ。
被災者は全人類だろ。」

 

なんで助けが来るなんて思えるんだ?
真吾の言葉にヤンキーたちは戸惑う。

 

 

「プラスチックもセラミックも作ってる工場は鉄製だろ。
工具、器具、道具のほとんど。

鉄がなくなるってことは文明がなくなるってことだ。」

 

 

唯一の階段がなくなった屋上から、飛び降りる真吾。

 

 

「文明がなくなるってことは
法、道徳、人間らしさ、ルールも良識もなくなる。

弱者を見捨てる? 甘ぇだろ。」

 

 

手をつき、下の階に直接入る。
恐怖心はないのか‥

 

ここから先は奪ったモン勝ち、殺したモン勝ちの世界。

 

「サバイバルゲームの始まりだ。」

 

 

真意は

 

7日目
教師が生徒を殴り食糧を確保している。
それを見る真吾は理解できなかった。
なんであんなに興奮できるのか。
まだ食糧があるからか、全然ドキドキしなかった。

そこに鈴音が訪ねてくる。

 

「あの、あのね、相談があるんだけど、
隠してある食糧、

あれ。みんなに分けよう。」

 

 

満天の星と青い空 第4話 ネタバレ&あらすじ

 

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