『幸福は不幸の種』最新話のネタバレ【7話】うなされるさくら

阪口ナオミ＆深志美由紀先生の『幸福は不幸の種』はまんが王国で先行連載中です。

『幸福は不幸の種』の前回（6話）のあらすじは・・・

ホストの聖夜と共謀して咲子を殺し、保険金を得ることにした松乃。咲子の留守に年賀状などを漁ると咲子の年賀状は一枚もなく、写真も結婚後のものばかりと気づきます。

ホストクラブに咲子を誘い込んだ松乃は酒の飲みくらべを仕掛け、負けてしまいます。裏でつながっていた聖夜と咲子。咲子は松乃を殺し、また自分の過去を知る聖夜ことあっくんの命も奪うのでした。

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『幸福は不幸の種』第7話 最新話のネタバレ

うなされるさくら

家に帰り、咲子に話しかけるさくら。黙っている咲子に不審に感じるさくら。

『あ〜〜〜、うるさいガキ。お前なんか引き取るんじゃなかったよ』

「おばさん？」

『せっかくママがお迎えに来てやったというのにねぇ』振り向いた咲子の顔ははひなのの顔に変貌しており、手には包丁を持っていました。

きゃああーっと悲鳴を上げるさくら。

咲子は飛び起きてさくらを慰さめに行きます。混乱するさくらを抱きしめて落ち着かせる咲子。

引き取ってから毎夜のようにうなされるさくらに無力なものだと竹尾は落ち込みます。

実の母親からの暴力で心は傷だらけでトラウマが残っているだろうと咲子。

しかも、母親の権利が絶対の日本ではひなのが刑務所から出たら、さくらは返さなければならないと心を痛めます。

デザインの流出

竹尾は事務所で、『牧野桔平』というデザイナーの情報をにらみつけていました。

偶然とは思えないほど竹尾と牧野のデザインがかぶっていることから、牧野が竹尾のデザイン画を手にして、先に仕上げているのではないかアシストの高木に話します。

社内の人間を注意してほしい、そう高木に頼んで竹尾は家に帰りました。

竹尾が帰宅したのを合図にパソコンにメモリを差し込んだのは高木でした。ホテルで男に辱しめを受ける高木。行為の始終は脅迫のため、録画されていました。

高木を犯していたのは竹尾に敵愾心を燃やす"牧野"本人でした。

竹尾が気づき始めているので、もうやめた方がいいと訴える高木ですが、牧野は「あいつからとことん奪い尽くすまでは手はゆるめない」と笑います。

屈辱に泣く高木。

(次にその位置に立つのは俺だ。今に見ていろ、お前からすべてを奪ってやる！)

あくる日、竹尾にまたデザインのクレームが入り、竹尾は大声を出してしまいます。

(やはりあの男か…)

牧野への疑いを深める竹尾。

牧野が知る咲子の過去

ホテルのリニューアルオープンのパーティーに竹尾は咲子とさくらと共に出席していました。

高木が複雑な思いで同席していると、牧野が姿を現して驚きます。

咲子の右肩にあるホクロを見て、牧野は固まります。

(あの女…3つ並んだあのホクロ…)

『ああっ』

かつて牧野が子供だった時に父親が見知らぬ幼い少女を抱いていました。その少女の右肩にはホクロが3つ。

(覚えてる。俺の親父とやってた…そうだ、あの女だ！！あの時は俺もガキでわからなかったが、親が子供に売春させてたっつーことだ。こんなとこで会うとはねぇ…こりゃ面白いことになってきたぜ)

「合瀬川さん」

牧野は堂々と竹尾に挨拶に行きます。

「確か君は招待してなかったはずだが…」

「美人の奥さんとお話くらい、いいじゃないっすか。ねえ？奥さん」

牧野を無視してその場を離れる咲子。その顔には嫌悪を浮かばせていました。

『幸福は不幸の種』第8話最新話のネタバレ

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