FEEL YOUNG連載中の人気漫画!
『婚姻届に判を捺しただけですが』前回(第12話)のあらすじは・・・
偽装夫婦のはずが、百瀬に恋してしまった明葉。借金返済による離婚危機に揺れる中、家出中の美晴を家に泊めることに。
想い人とひとつ屋根の下、百瀬の気持ちに変化は訪れる…?一方、美晴が旭を選んだ理由を知った明葉は、彼女が好きだったのは弟の百瀬の方ではと思い当たり…。
『婚姻届に判を捺しただけですが』第13話のネタバレ!
旭と美晴はヨリを戻せるのか
本当は美晴は百瀬が好きだったのではないか、という質問を飲み込んだ明葉。
“これは絶対開けちゃいけないパンドラの箱。もし中に予想したものが入ってたら…、誰も幸せになれる気がしない”
美晴は、離婚届を持参していた。
「これ、旭くんと話し合って、提出する時は証人欄2人にお願いしたくて」
美晴から離婚の話を聞いた百瀬は、極度のストレスで熱を出してしまった。
百瀬をベッドに寝かせ、明葉が眼鏡を取ろうとすると、熱で虚ろな百瀬は、
「…指紋つけないで」
と注意した。
そして、「俺、どうしたらいいんだろう。何かできるのかな…。美晴と兄貴のために」と言った。
そんな百瀬を見て、明葉は、「だ、大丈夫!まかせて下さい。私が2人のヨリ必ず戻してみせます!!」と約束した。
恋愛と結婚
とは言ったものの、作戦などない明葉は、とりあえず昼休みに旭の弁当屋を手伝いに行った。
いつもは美晴が一緒だったと嘆く旭。
「きのう美晴に言われたんだ。オレへの気持ちがわからなくなってるって」
明葉が閉じ込めていたパンドラの箱が少しずつ開き始めている。
「他に好きなやつが!?そ…そいつのことがずっと好きで、オレと結婚したのは生活のためとか!?だってよく言うよね?恋愛と結婚は別だって…」
偽装結婚をした明葉は、言葉に詰まりながらも必死にフォローした。
「夫婦になったからわかる好きだってありますよ?お義兄さん言ってましたよね?綻びがあれば繕うって…」
しかし、旭は依然落ち込んでいた。
「繕う意味…あんのかな。そう思ってるのがオレだけでも?繕ってまで夫婦を続けたいほど、美晴がオレを好きじゃなくても?」
旭の言葉に、明葉は何も言えなくなってしまった。
家族
一方、家では美晴が洗濯をしていた。
「それ終わったら俺も使うから声かけて」
百瀬が声を掛けると、美晴は今からでも一緒に洗おうかと聞いた。
百瀬がさすがにそれはと遠慮すると、美晴は、
「でも柊くんが帰省中、ぜんぶ一緒に洗って干してるよ、私。だって家族だし」
と笑った。
それを聞いた百瀬は、洗濯機を止めてこう言った。
「洗う。俺のも一緒に。兄貴のも、親父のも、母さんのも、これからも一緒に」
迷子
仕事が終わった明葉が帰宅すると、百瀬と美晴が接近していた。
2人がキスをしていると勘違いした明葉は、慌てて部屋へ飛び込んだが、実際は眼鏡の傷を見ていただけだった。
「明葉ちゃんは、柊くんのこと本当に好きなのね」
と美晴に言われた明葉は、今日旭と会ったことを明かした。
「今日お義兄さんに会って、美晴さんの気持ちが迷子になってるって聞いたので」
すると美晴は、
「…迷子か。そうだったらいいのにって私も思ってる。あったものを失くすのと、最初からなかったんじゃぜんぜん違うでしょう?旭くんともっとちゃんと向き合ってみるわ。迷子なら、探せば見つかるかもしれないから」
と笑った。
明葉は、“ま、迷子であってくれ…!!”と、切に願っていた。
旭の容態は…!?
次の日、美晴が出掛けると、人だかりに出くわした。
「おいっ、あんた弁当屋の嫁だろ!?なにしてんだ。早く病院行ってやんな」
突然の出来事に事態が飲み込めない美晴。
「火事だよ、火事!店の隣の家、中に人がいたとかで、あんたのダンナ助けに飛び込んで救急車で運ばれたって!」
『婚姻届に判を捺しただけですが』第14話のネタバレ!
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