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【小林少年と不逞の怪人】最終話あらすじ&ネタバレ

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終わらないかと思えた大きな暗闇(じけん)
抜けた先には再び、穏やかな陽光(ひざし)が待っていた。
大正浪漫本格推理、ついに最終回!!

 

小林少年と不逞の怪人の最終回ネタバレ&あらすじ

 

事務所の外

「結局 事務所の修理に一ヶ月もかかっちゃったじゃないか!
格闘なんて神聖な事務所内でやるなよ!!」
小林少年がいつものようにツッコむ。

「ふん あの程度で済んだこと ありがたく思え」
「そうそう!僕が壊した2階の窓も大したことなかったでしょ?」
おいっ!いつもの調子である。

撮りますよー

あの明智小五郎と白蝙蝠団(アルバ・ウエスペルテイリオ)の暗闘から約一ヶ月‥‥

ようやく平穏とり戻した――――…

日本を牛耳ろうとしていた白蝙蝠団の奸計は失敗に終わった。
捕らえられていた本物の要人達は無事救出‥
変装していた団員達はことごとく逮捕され
今は壊滅状態だ……

明智…いや遠藤は一瞬の隙に
煙のように姿を消し
その後 彼の姿を見た者はいない……

…今も きっとこの帝都のどこかに
いるのだろうけど――…

 

いつものように

さぁ営業再開だ――!と小林少年が意気込む。
「じゃあ子猿の仕事も再開だな」
あめきれたぞ、と明智が言う。
「い いきなりそれかよ!!
お前いつまで人をパシリ扱いに…!!」

いつものようにあの長文で殴ってくる。
言い返せない。

あれ?お出かけ?ケーキが出来る頃には帰って来いよー!
と後ろから聞こえるが、
小林少年は行って来ます…と観念したように言う事しかできない。

 

実は‥

べっこう飴と書かれたパッケージを手に夜道を歩く。

まったく何なんだよあいつ!!
「オレの鏡は子猿だ…」
あんなこと言っておいて…全部ウソだったのかよっ
もっと大事に扱えってんだ!!
「鏡」ってことは友人より恋人より自分より
自分をわかってくれる人ってことだろ!?
それってもはや家族……夫婦だろ!

そこまで言って「夫婦」という単語に
顔をボッと赤らめる。
なっ何バカなコト言ってんだよ俺は…!

背後から
やぁ小林少年!と呼びかける声がする。

刑事さんだ。

どうやら最近盗難が多発していてるらしい。
まさかあいつ…
探偵休業中の退屈しのぎだ と笑う男の顔が浮かぶ。

まかせてください!次こそは僕が捕まえてやりますよ!
と走り出す小林少年。

その背後で、父・小林刑事が
「頑張りなさい…文代…」
とつぶやく。

 

鏡に

おい明智!お前また悪い手グセが出て…
と勢いよく扉を開く。

明智がソファで寝ている。
珍しいな。

…いや こいつが昔の怪人二十面相に戻ることはもうない

あのときの情景が浮かぶ。

「お…お前の本名が遠藤平吉…
じ じゃあ「明智小五郎」っていったい誰の名前…」

明智の幼少期の顔写真と
明智小五郎と書かれた紙を取り出す。
「そ…そんな…」

カリオストロ夫人は明智を畏れていた。
だから名を奪い寵愛していた遠藤に与え…
二十面相という字名しか与えなかった。

ひどい、人のことをなんだた思って…!
と叫ぶ小林少年。

紙を破り、済んだことだとつぶやく明智は
哀しいような安心したような顔だった。

これからはもっとたくさん名前を呼んでやろう。

…もし僕が 本当にお前の鏡になれるのら――――…

布団をかけながら耳元で明智とつぶやく。

首を勢いよく引き寄せられ、
服を脱がされる。
首元を食まれ、胸も露出する。

そこで小林少年、いや文代はハッとする。
今までジャンであったり遠藤だったり…

今度はどっちだ!と顔をつかむ。
あれ…本物だった。

おぉこれは…と明智が自分の手を見て言う。
「飴が切れてまた倒れていたが…
どうやら飴より子猿の方が精神の安定に効果があるらしい」
「よし 子猿 お前はパシリ卒業だ
今日からお前はオレの抱き枕になれ」

だ…抱き枕って…そ…それってどういう…
文代は顔を赤らめたずねる。
そういうことだ と明智が言い襲い掛かる。

その部屋の扉の外まで甘い叫び声が漏れていた。

 

事件は終わらない

部屋に勢いよく刑事さんが入ってくる。
どうやら今度は「怪人四十面相」というものからの
予告状が届いたらしい。

多発する美術品の盗難…
怪人二十面相をもしのぐ手ぎわのよさ…
難解な暗号の予告状

怪人四十面相…

それってまさか―――…

「今宵も…いいヒマつぶしが出来そうだ」

終幕

 

 

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