水瀬藍先生の『きっと愛だから、いらない』はSho-Comi(ショウコミ)に連載中です。
『きっと愛だから、いらない』の前回(43話)のあらすじは・・・
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『きっと愛だから、いらない』【43話】次回最終回。忘れていた大切な記憶
水瀬藍先生の『きっと愛だから、いらない』はSho-Comi(ショウコミ)に連載中です。 『きっと愛だから、いらない』の前回(42話)のあらすじは・・・ 円花は、ライブのクラ ...
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円花は、ライブのクライマックスで思い出の曲を歌う。そのときに、記憶をなくしたとしても歌詞の込めた想いは胸の奥で輝き続ける宝物になると感じた。その後、円花と吉良は打ち上げを抜け出して海へ来た。
近くに教会を見つけて中へ入ると、二人は神様の前で愛を誓いあう。とうとう手術の日になり、円花は手術室に運ばれた。
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『きっと愛だから、いらない』第44話のネタバレ、最新話
失くした記憶
一年前の夏の終わりに、円花と2人で来た海へと訪れた吉良。
傍らにいる女性にそのことを覚えているか問うが、彼女は無表情で「覚えていない」と答える。
それを聞いて、吉良は切なそうに笑うのだった。
一年前より髪が短くなった円花は、大切な記憶を失っていた。
手術を受け、術後の経過は問題なく、学校にも通えるようになった円花だったが、その顔からは笑顔が消えていた。
円花の母親も、円花がまったく笑わなくなってしまったことを心配しており、医者に相談するが、「気長に待ちましょう」と言われてしまう。
なくした記憶は手術前の数か月間の間だけらしいが、円花はずっとぼんやりした様子で遠くを見つめるばかりだった。
手術は無事に成功したものの、目覚めた円花は吉良が自分の彼氏だということを覚えておらず、しかし吉良もそのことを円花に伝えようとはしなかった。
メンバーたちは吉良の心配をするが、吉良は「円花の病気が治っただけで嬉しんだ」と笑う。
自宅に帰った円花は、記憶につながるものがないか、部屋の中を探していた。
すると、猫のルリがひっくり返してしまった箱の中から、貝殻とバラの花びらが出てくる。
その箱にはネックレスや指輪も入っていた。
それらが、自分にとって大事にしていたものだとわかるのに、何なのかが思い出せない。
思い出したいと思っていた時、結愛と久世が円花の家を訪れる。
幸せ
2人は円花に家を出られるか問うが、お母さんが許してくれないだろうから無理だと答える。
しかし、背後から現れたお母さんは「遅くならないなら」と円花が夜に家を出る許可をくれた。
円花を連れ出した2人は、並んで夜道を歩く。
円花はお母さんが夜に外出することを許してくれたのが信じられない気持ちでいた。
結愛は笑顔で「円花ちゃんは病気が治ったんだからしたいことをしていいんだよ!」と両手を広げて言う。
そして、病気が治った円花に何がしたいか問いかけた。
円花は、病気が治ったことを奇跡だと思っており、毎朝目が覚めて夢ではなかったことにほっとするたび、幸せを感じるのだと答える。
しかし、「失くした記憶はもっと幸せなものだったのではないか」という思いに駆られており、思い出したいと願っていた。
苦しむ円花の肩を叩くと、結愛は円花をはげます。
そのとき、どこからか曲が流れてくる。
円花はそのメロディを聞いたことがあると感じ、後ろを振り返った。
忘れていた大切な記憶
音のする方へ走り出すと、次第に心臓が高鳴っていき、この流れている曲が自分の曲であると確信する。
「吉良くんが、わたしにくれた曲だ」
辿り着いた先には、一人でギターを片手に歌う吉良の姿があった。
吉良の歌う歌詞を聞き、今までの吉良との思い出が脳裏によみがえる。
自分が吉良に告白した日、吉良に好きだと言われた日、ファーストキスをした日、自分の病気を告白した日、吉良の笑顔など、忘れていた記憶がよみがえる。
記憶を思い出した円花は、吉良に思いっきり抱き着いた。
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『きっと愛だから、いらない』最終回まとめ
これで最終回となります。先生の次回作に期待します。
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