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キングダム第575話あらすじ&ネタバレ

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前回のあらすじは・・・
第576話では将軍・壁がロゾを討ち、勝利でリョウ陽戦を収めた。しかし犠牲も――…

 

キングダム第575話ネタバレ&あらすじ

 

犠牲

城壁の上からキタリの笑い声が響く。
『ロゾを討ったところを全く覚えていないだって?
ッハハ全くお前らしいな』
「壁将軍らしいと」
「わっ笑いすぎですぞキタリ殿っ」

キタリ殿の言葉は壁にはわからないはずだが、
訳者に食い気味で言い返す。

「それだけ必死だったということだ」
しかしロゾを討てる者は他に居なかったであろう、
と陽端和がねぎらう。
「男を見せたな壁 本当によくやった」
た、端和殿…と壁は言葉を噛みしめる。

「兵糧を焼かれた時はブチ切れて
正直首飛ばしてさらそうかと思ったが
そうしなくてよかった」
と冗談か本気かわからないトーンで乾杯する陽端和。

そこにシュンメンとタジフが来る。
『今 バジオウが 静かに息を 引き取りました……』
とシュンメンが下を向いて言う。

『ってのは冗談で
ロコ族の長老自ら手当してくれてとりあえず死にはしないだろうと…』

一ミリも笑えない冗談を言ったシュンメンを
陽端和がボコボコに蹴り倒す。

ヘキとタジフが壁に呼びかける。
山の民の言葉で壁には理解できないが、
ありがとう タジフもお疲れ様だと乾杯する。

十日間激闘だったな…と振り返る壁の目には
傷だらけで皆包帯を巻いた壁軍と山の民が語り合う姿や、
重傷で寝込むものたちが映る。

「勝ってよかった…本当に
勝ってよかった…ううっ」
と壁が泣く。

 

これからの進軍

『だが まだこれで終わったわけじゃないぞ』
と言ったキタリの言葉で場の空気が変わる。

その通りだ、と陽端和が語り始める。
『この遠征はあくまで要所の"鄴"を取る戦い
リョウ陽を取ったのはそのための援護にすぎない
本来我々はあの銀髪の趙将の軍が鄴を開放するのを
阻止するために来た
ここを離れたあの趙軍が鄴へ向かうなら
大挙して出てその背を討つまでだ』
『だが報告では趙軍は鄴へは向かわず
逆に列尾の方向へ向かっているそうだ』

列尾と言えば、途中で通過した王都圏の出入り口である。
それは、銀髪…舜水樹は鄴が落ちぬことを確信し、
窮した秦軍が脱出できないように門を閉ざしたということだ。

「鄴が…落ちない…!?」
だがそれはあくまで奴らの読みだ、と続ける陽端和。
『我々は友軍を信じ 鄴陥落を信じて ここで待つ』

キタリと壁がうなずく。
役割は変わらないということだ。
舜水樹が鄴へ向かわないように目を光らせておいて、
いざという時のために最大限 力を回復しておく。

リョウ陽を取り陽端和軍・壁軍は食糧問題を解決できたが、
桓騎軍や王翦軍はどうなっているのか。
ここから兵糧を送ろうにも、完全に道は分断され、
情報すら入ってこない。
壁には、二軍と王翦軍に入っていった信達の勝利を信じることしかできない。

 

鄴・桓騎軍

桓騎軍は未だ鄴を包囲している。

お頭、またちょっと問題が と摩論が馬で桓騎に報告に来る。
クオ一族が兵糧をくすねていた件と
ゼノウ一家がこれ以上兵糧の配分を減らすと、兵糧庫を強奪すると脅してきた件だ。

兵糧の残りは、桓騎軍も王翦軍達も何かなければあと3日だ。

こっそり幹部だけ逃げませんか?摩論の提案を一蹴する。
逃げ場があるなら苦労しねーよ と。

「ったくそれにしても…
王翦の手下共もたついてんなー ノロマが」

 

朱海平原

秦軍右翼 対 趙軍左翼 飛信隊 歩兵団
歩兵長の崇原を筆頭に今まさに戦っている。

玉鳳隊 本陣
飛信隊歩兵団が前に出ました 奴ら本格的に…
と報告の声が飛ぶ。

王翦からの伝令はまだない。
玉鳳の本隊も出陣した。

飛信隊 本陣

朱海平原 前日にあたる九日目に
右翼の将 亜光が馬南慈・尭雲に討たれ重傷を負い
起き上がれぬ状態となったことは
中央軍本営の大将王翦に伝えたが
その後翌日になっても指示はなく

右翼は将不在のまま十日目の戦いを
迎えざるを得ない状況となった

王翦将軍は我々を見殺しにしたのでは
という声に貂はそれは絶対にない と強く返す。
右翼が負けたらこの朱海平原の戦いそのもの負けるのだ。

ではなぜ指示がないのか…

騎馬隊を信が率いて前線にでる。
王翦将軍は一体何を考えているのか。

 

 

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