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『カカフカカ』前回（第41話）のあらすじは・・・
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『カカフカカ』第41話ネタバレ＆最新話！本行のそっけない理由が判明、亜希は長谷との関係を・・・
KISSで好評連載中！ 『カカフカカ』前回（40話）のあらすじは・・・ 本行との付き合いに限界を感じ、長谷と付き合い始めた亜希。しかし、長谷から「する必要はない」と言われて ...
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何を考えているのか分からない本行とのお付き合いに限界を感じた亜希は、彼に別れを告げ、自分を確実に「好きだ」と言ってくれた長谷と付き合い始める。だけど、それが全部、長谷によって仕組まれていたと判明。動揺しつつも長谷と話をする亜希は、彼から「嫌わないでほしい」とすがられて…！？
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『カカフカカ』第42話ネタバレ
長谷の気持ちを受け入れる
長谷の告白を聞いた亜希は、大きくため息をついて、
「今度からは、もうしないでくださいね。そういうの。…そりゃ、気分はよくないです。
…でも、それで簡単に揺れ動いたことも全部含めて、本行とは無理だって、そう判断したのは私自身なんで」
と、言った。
亜希は、長谷を切り離すことはできないのだった。
その上で、亜希は、長谷と“本行から逃げるため”や“私を必要としてくれる”ではなく、ちゃんと向き合いたいと思い、本行への気持ちは封印しておくことに決めた。
長谷の性欲は？
その後、亜希は、
「…長谷さんは…、性欲とかあんまないんですか？」
と、尋ねた。長谷の返答はこうだ。
「…別に、そういうわけじゃないけど。…あんなのは、ほぼただの排泄だから」
それを聞いた亜希は、
“…でも、よく考えてみたら、私も、そもそもそんなに好きなわけじゃないんだよな。
…そういうことするの。…嫌いなわけじゃないし、求められたら悪い気はしてなかったけど。
…それも、ただ単純に“分かりやすく切実に求められてる”感覚を味わえるのが心地よかっただけなのかも…”
と、考えていた。
そして、最初からそういうにナシっていうのも、それはそれでラクなのかもしれない、と思ったのだった。
その後、居酒屋を後にした二人は、手を繋いで家に帰る。
長谷の横顔は、少し嬉しそうな、でも少ししょげたような表情だった。
シェアハウスを出る決意をした、亜希
翌日、亜希は、シェアハウスから出ていくことを決心し、報告した。
本行と距離を置き、長谷とも一度離れてちゃんとしたい、と考えたからだ。
「で、それは長谷くんには言ったの？」
「いえ、言うのは、もう少しちゃんと色々決まってからにしようかと…」
亜希は、長谷や本行には言わずにシェアハウスを出る計画を立てていたのだ。
「そうね。そのほうがいいかもね。今の長谷くん、幸せそうだけど、ちょっとアレだものね」
亜希は、“アレ”の意味は分からずにいたのだった。
本行と長谷の微妙な雰囲気
一方、シェアハウスでは、本行が長谷に小説ができあがったことを報告していた。
長谷は、本行を褒めつつも、
「…一応さ、もっかい言っとくけど、できたら添い寝していいって約束は、もうチャラだからな？」
と、釘を刺した。
本行は、
「…別にもうハセに許可は求めてない。報告しただけ」
と、言って去って行った。
二人の間には微妙な空気が流れている。
亜希の心が揺れる？
亜希は、シェアハウスを出ていくため、就活をする準備をしていた。
それを見た長谷は、
「…何か寺田さん、最近機嫌いい。てゆーか楽しそうだよね。まあ寺田さんが不機嫌なとことかあんま見たことないけどね」
と、言った。
亜希は、就活する自分が楽しそうに見えているのだということに驚く。
長谷はこう続けた。
「…寺田さんのさ、そういうとこがすき。だからかな。寺田さんといると、すごい安心して、何かしあわせな気分になる」
“長谷さんは、一途に私を求めてくれて、私はそれが嬉しくて、かわいいと、いとしいと思って…。－そう、いつだってうれしいはず”
亜希は、決心したばかりの自分の気持ちに、自信が持てなかった。
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