朱戸アオ先生の『インハンド』はイブニング連載中です!今回は17、18、19話の最新のネタバレを書いていきたいと思います。
『インハンド』前話(16話)のあらすじは・・・
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『インハンド』最新話のネタバレ【14、15,16話】
朱戸アオ先生の『インハンド』はイブニング連載中です!今回は14、15,16話の最新のネタバレを書いていきたいと思います。 『インハンド』前話(13話)のあらすじは・・・ 右 ...
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ある日の夜、免疫研究センターで大爆発が起こる…。その爆発で研究員が一人亡くなったようだ。紐倉は毎朝自分の糞便をライフログとして保存するために凍らせていた。
免疫研究センターで糞便を保存していた紐倉は急いでそこに行く。そして昔、紐倉と共に世界中の糞便サンプルを集めたという衛藤という研究員と会う。今回衛藤が発表するはずだった研究は世界を変える存在になるらしい…。
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『インハンド』第17話のネタバレ&最新話!
燃えた研究室
どうやら亡くなったのは、このラボのナンバー2だった専任研究員・水野和吉。
ドアの前を遠心分離機で塞ぎ、逃げられないようにした放火さつ人らしい…。
燃焼促進剤は実験用のアルコール、爆発原因は液体窒素である。さらに防犯カメラも火災消火装置も作動してなかったようだ…。
彼は出口のない密室で焼きころされたのだ………。
駄目になった機材も沢山ある。例えばDNAシークエンサーだ。あれを使えば空気中で生きられない腸内細胞だろうと、誰の腸にどんな細菌がいるか分析できたのだ…。
マウスや菌も苦労して育てたのに、全て燃えてしまった。ポスドクの中には涙するものまでいる。
その中でも目黒はこのままでは今やっている論文が任期中に終わらないと悪態をつく。何も実績を残せず任期が終わり、次のポストが見つからないとまで…。
一方、紐倉は自分のウンコちゃん達を危険にさらした輩がいる事が許せなかった。
なお、衛藤の研究は発表前ということもあり、紐倉相手でも言えなかった。紐倉は特許関係であると推測し、秘密保持契約を結んだ出資者の名前を言うよう要求する…。
認知症を『予防』する菌
―――花田発酵生命研究所。
オープンイノベーション部門の室田が紐倉と高家に挨拶する。
彼は様々な研究者と共同研究を進めるという部署だと説明するが、紐倉は研究費に困っている社外の研究者を低賃金で働かせ、金になりそうな特許を押さえる部署だと言い放つ。
室田は発表前だが紐倉なら見せられると、論文の草稿を渡す。そこに書かれてあったのは―――
紐倉「…認知症か」
曰く、衛藤研究室は世界で初めて認知症を予防する腸内細胞を発見したらしい。
歯周病の菌がアルツハイマーの患者の脳から発見されたのと似ているようなものだが、衛藤が発見したのは認知症を『予防』する細菌だ。
認知症の人とそうでない人の腸内細菌バランスが違うという研究は既にある。つまり腸内細菌と認知症の関係性は明らかだ。
………この発見された『B-エトウ株』を、年に数回摂取すれば認知症を発症しない。
室田はそう言う。これが本当なら、人をころす程の価値は確かにあるが、果たして本当なのか…。
細菌増えた疾患と腸内細菌
―――研究室を後にする2人。
妙にあっさり論文を見せてくれたのは怪しいが、花田発酵は創薬の分野でしっかりした実績がある企業だ。実際、認知症の薬も出している。
細菌の腸内細菌の研究進化は凄まじい。糖尿病やアレルギー、精神疾患やさらには先天性のASD(自閉症スペクトラム障害)はすべて腸内細菌のバランスが崩れたから増えたのだと紐倉は自論を述べる。
さらには寄生虫を全て駆除したのもまずかったと、自分の得意分野である寄生虫を交えた見解まで述べる。
腸は免疫の司令塔だ。本来食べ物とう異物を分解して体に取り入れるのは危険な行為。だからとうぜん腸内細胞の花畑(フローラ)は体の至る所で繋がっている…。
―――紐倉研究所。
牧野はそんな菌が発見されたら大儲けだと言う。やはり衛藤ラボメンバーの中にスパイがいるのだろうか…。
牧野は水野はスパイの正体を知ったためにころされ、犯人は研究を遅らせるために放火し、その間に特許を取得するつもりだったのではと推測する。
その話を訊いた紐倉は、とりあえず特許を調べてみる。
それからASDと腸内細胞の話になる。ASD患者の腸内細胞は多様性が乏しい。そのためにガードが薄くなって神経炎症が起き、脳が傷つけられる。
ここ数十年で増えてきた様々な疾患は、フローラの変化で起きた可能性が高いらしい…。
―――と、誰かからメールが届く。
そこにはこう書いてあった。
『後藤の論文は捏造』
慌てて貰った論文を調べる。すると、とんでもない記述が見つかる。………道理であっさり論文を見せてくれたのだ。
論文の共著者の欄に、紐倉の名前が書かれてあった…。
『インハンド』第18話のネタバレ&最新話!
衛藤に問いかける
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――
―――論文捏造ドットコム。
古今東西の論文の不正を告発するサイトで、T大やR研究所の事件もここが発端だ。
今回の紐倉へのメールはそこから送られてきたようである。
管理人はサマーリン事件を元にしたハンドルネーム『塗られたネズミ』だ。
なお、サマーリン事件とは、1974年にウィリアム・サマーリンという研究者が白いマウスにマジックで黒い模様を描き、皮膚を移植したように見せかけた事件だ。
意外にも大御所の学者たちは騙された。研究は目の前の事象についてではなく、それが起こった背景について考えるからだ。
―――衛藤研究所。
衛藤に論文を捏造した事を責める紐倉。
そこで加瀬はあの菌は衛藤と紐倉が以前調査したニューギニアの高地人の便から見つかったと説明する。
論文の著名については亡くなった水野に許可を取ったと勘違いしていたのだ。
紐倉は捏造だと意見するメールが来たと伝えるが、衛藤は捏造なんてするはずがないと答え、自分を潰す動きに違いないと言う。
とりあえず論文から紐倉の名は外すことに…。
加瀬と目黒の関係
―――紐倉・高家・牧野は外に出る。
衛藤を嫌な奴と言う牧野だが、ポスドクの身には雇ってくれるだけありがたいのだろう…。
「犯人は加瀬くんです」
彼らを追ってきたのか、目黒が現れる。ころされた水野がやっていたのはゲノム解析であり、他の実験は加瀬がやっていたと言う。
捏造し、その証拠を燃やしたのは加瀬しかないと……。
――――――
――――
――
―――加瀬のラボ。
そこに3人は行く。迎えてくれた加瀬は色々説明してくれる。
紐倉「ところで実験結果は捏造したのか?」
あまりにバッサリ切り込む。だが……加瀬は落ち着いた様子で目黒に言われたのかと聞き返す。
どうやら彼が教えたノウハウを全然こなせず、逆恨みされたのではないかとの事。
さらには、何と加瀬と目黒は以前付き合っていたと言う…!
別れたようだが、原因は加瀬自身がポスドクである事による将来への不安ではないかとの事。
なお、ラボが燃えた時間帯に加瀬は同じメンバーのポスドクの前田の部屋にいたらしい…。
―――前田に話を聞く。
確かに前田は家事があった時は、加瀬と朝までずっと一緒にいたと言う…。
目黒が加瀬の元カノだと伝えると、別れた腹いせと嫉妬だと言う。
衛藤と話せるのは加瀬だけだとの事。まるで親子みたいに…。
目黒と加瀬が別れた理由は、目黒の格好を見れば分かるはずと言われる…。
さつ人事件…!?
―――目黒について調べる。
なんと、彼女の持っているバッグが100万するというのだ。
研究者たるもの、そんなものを買うなら50万の超低温冷蔵庫を2個買えばいいのに…。
ポスドクの給与は30代で年収200〜300万くらいだ。つまり100万のバッグは買えないし、目黒が今住んでいる高級マンションには住めない…。
――――――
――――
――
―――目黒のマンション。
悪どい紐倉は、他の住民がマンションの玄関を出るのと同時に入り込む。躊躇も隙もない―――!!
とりあえずエレベーターに乗る。目黒の実家が裕福なのかと疑いを持つが、目黒の経歴ではそんな感じはしない…。
お金があるのは彼女こそスパイで情報を売っているからではないかと議論していると―――
チンッ
「あ…いやこれは…違う…」
エレベーターの開いたドアの向こうに手が血まみれの男がいた…!
高家は男を捕まえるために走り、紐倉と牧野は部屋の玄関で刺されている目黒を見つける…!
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『インハンド』第18話の感想
なぜ目黒は刺されてしまったのでしょうか。
もしかしたら、あの犯人は陰謀が暴かれる事を阻止するために誰かが差し向けたのかもしれません。
なお、目黒があのタワマンに住んでいる理由ですが、実家が裕福だからではないらしいですね。
何かネットビジネスでもやっているのでしょうか? それとも紐倉たちが言うように情報を売っているから?
彼女がいつからタワマン住まいになったかによって、その理由が分かるかと思います。昔からなら前者、数年前~最近なら後者になると思います。
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『インハンド』第19話のネタバレ&最新話!
男の正体
刺されて出血している目黒に呼びかける牧野。
紐倉は牧野に目黒を任せ、自分は既に高家が追っているあの男を追跡する事に。
高家は緊急階段で男と追いかけっこしているが、一方の紐倉はエレベーターに向かう。そして緊急階段の扉を開けて出てきた男を高家と挟み撃ちにする。
………その男はなんと、帝東工業大学の木嶋教授。遺伝子工学の権威だった!!
木嶋はもう無理なんだと呟く。どういう事か………
紐倉「論文不正をしましたね?」
そして塗られネズミに強請られた…。
目黒の才能
―――遊川記念病院。
そこで目黒は入院している。紐倉・高家は彼女のお見舞いに来る。
紐倉は会えて嬉しいと、目黒―――いや、塗られネズミに言う。そう、目黒こそ『論文捏造ドットコム』の管理人だったのだ。
目黒は当時T大学K研にいたし、サイトの告発のいくつかは彼女のキャリアと重なっている。
T大学K研時代に論文捏造を発見し、匿名で大学に告発したが握りつぶされた。そこであのサイトを作ったのだろう。
彼女には論文の不正を見抜く才能がある。高家曰く科学の発展のために論文追試は重要だ。が、現実で褒められた事のない能力である。
それでも不正論文の執筆者を強請るという使い道を見つけた。ある時向こうの方から口止め料をくれたからだ。
目黒は必死に勉強して奨学金で博士号まで貰い、苦労して得たのが年収200万。納得がいくものではなかった。それでも紐倉は「やりすぎたな」と言い、彼女もそれを認める。
続いて加瀬が不正をしていたかという話になる。
目黒曰く、自分の勘では確かだと言う。加瀬はとてもいい人に見えるが何か違うのだ。
明らかになっていく謎
………そこに牧野と恵良が現れる。
どうやら水野の遺書が見つかったらしい。研究室に汚点を残したくないという内容で、警察は水野が実験結果を捏造していたという線で行くつもりらしい。
納得がいかない目黒。
―――衛藤研究室。
そこで衛藤に加瀬が再建をお手伝いすると話す。
衛藤「やったのか?」
唐突に問いかける衛藤に対し、加瀬は先生が望む事しかやらないと返す…。
―――紐倉研究所。
水野の遺書の筆跡は本人のものと特定されたようだ。
だが、水野・衛藤・加瀬の論文に対し、B-エトウ株の論文の草書の文体はそのどれにも似ていないのだ。
…この論文にはゴーストライターがいる。
さらに、資金提供していただけの花田発酵の室田がなぜかラボで白衣を着て写真に写っている……。
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『インハンド』第19話の感想
目黒は単なる逆恨みではなく、ちゃんとした直感や証拠で加瀬を疑っていたようですね…。
目黒の論文捏造発見の才能は中々面白い才能ですね。加瀬たちにはない強みと言えるでしょう。その能力をもっと早く生かし、企業の研究員として就職するなどすれば目黒ももっと生きやすかったのではないでしょうか。
あるいは捏造論文の発見をやり過ぎない程度にして強請るお金も程ほどで満足しておけばよかったのかも…。
目黒は博士号を得ているという事は成績優秀だったのだと思いますが、それで年収200万くらいのようです。
調べれば分かるのですが、ポスドクは本当に優秀でないと生き残れないようです。研究者の道はそれくらい厳しいようですね…。
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『インハンド』最新話のネタバレ【20、21、22話】
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『インハンド』まとめ
今回は『インハンド』第17話、18、19話のネタバレ&最新話!をお送りしました!
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