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『インハンド』最新話のネタバレ【1話】ペルセポネの痘1

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朱戸アオ先生の『インハンド』はイブニング連載中です!

 

『インハンド』のあらすじは・・・

地球上から根絶されたハズの伝染病・天然痘を疑われる患者が都内で多数発生。牧野の依頼を受けた紐倉と高家は、感染経路を辿るうちに、これがただのアウトブレイクではなく、バイオテロの可能性があることに行き着く。犯人の正体、その意外な目的とは?
2018年イブニングでスタートした、義手の天才学者・紐倉哲が主人公の医療ミステリー。

 

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『インハンド』第1話のネタバレ、最新話

 

悪夢

「君の右腕をもらっていくよ、紐倉。君の幸運の右腕を」

 

強風が吹き荒れる中、ビルの屋上から今にも落ちてしまいそうな男性。

 

その男性を助けようと握りしめた手が、そんな台詞とともにもぎ取られ、男性はビルから落下してしまうー…。

 

「うああああああっ…。…くそ」

 

目覚めの悪い夢だ。叫びながら飛び起きたのは、紐倉哲。

 

紐倉は、起き上がって自分の右腕を一瞥し、義手を装着した。

 

 

紐倉研究所

「おーい、紐倉ー!!おーい、どこだー」

 

ここは、紐倉研究所。紐倉は、研究所内で多くの観葉植物に囲まれながらパソコンを叩いていた。

 

彼の名前を呼ぶのは、紐倉の助手・高家春馬。医師免許を所持している優秀な男だ。

 

紐倉の元には、日々たくさんのメールが届く。講演依頼や学術査読など。

 

そのメールにほとんど目を通さない紐倉。その時、一本の電話が掛かってきた。

 

「あ…、もしもし。内調健康危機管理部門の牧野…」

 

プツッ

 

紐倉は相手の名前を聞いてすぐに電話を切る。その後、再度電話が鳴るも、今度はスマホをぶん投げてしまった。

 

すると、

 

「ちょっと、なんで電話出ないのよ!まだまだ私のアドバイザーのお仕事する約束でしょ?紐倉先生」

 

と、紐倉と高家の前に、電話の主である牧野巴が現れた。

 

「やだ!!僕は寄生虫のことだけ考えて生きていくんだ!!」

 

「これを見ても、まだそんな事言えるかしら?」

 

駄々をこねる紐倉に、牧野はある資料を見せた。

 

天然痘ウイルス

それは、先程都内で撮影された、全身に発疹が出ている男性の写真だった。

 

「こいつは1977年に地球上から根絶されたはずだ」

 

その男性の症状は、天然痘。天然痘ウィルスが病原体だ。

 

ヒトからヒトに感染し、感染力は強い。症状は、急激な発熱や頭痛で始まり、3~4日で解熱傾向となって発疹がでる。

 

発疹は、紅斑→丘疹→水疱→膿疱→結痴→落屑…と、規則正しく移行。人間にしか感染せず、ワクチンが効くので根絶が可能だった。

 

しかし、日本では1976年以降、ワクチンの予防接種が廃止されている。

 

根絶された病気ではあるが、世界で2箇所、アメリカのCDCとロシアのVectorにウイルスが厳重に保管されてる。理論上は人工合成も可能だ。

 

牧野の資料に目を通した後、病院にやって来た、紐倉、高家、牧野は、患者を前に、教科書以外で初めて見る天然痘の患者に、目を丸くしていた。

 

紐倉は、男性患者の感染経路を予測し、速やかに対策を講じる。

 

「天然痘と近種のウイルスが原因でかかるサル痘も、症状は天然痘と同じだ。感染してそうなやつには、天然痘ワクチン打ちまくって封じ込めろ。感染してから3日以内ならワクチンは有効だ」

 

その時、院内がバタバタと騒がしくなった。どうやら先程の男性が亡くなったらしい。

 

「天然痘もサル痘も、治療法は対症療法のみ。致死率の高いタイプの天然痘にかかると、20~50%が死亡する」

 

紐倉の話を聞き、高家は、サル痘の死亡率が高くないことを察した。

 

「やはり、これはただのアウトブレイクじゃないか…。感染経路を辿ろう」

 

 

バイオテロ

紐倉と高家は、保健所の人間に成りすまし、都内のホテルを訪れた。ホテルの宿泊者名簿を調べるためだ。

 

「患者の中に、10日前にここに泊まった奴が2人いた。他にも感染者がいればビンゴだ」

 

その時、名簿を調べていた高家が声を上げた。

 

「あ、ビンゴ!!患者12人中5人もここに泊まってるぞ」

 

更に、このホテルの清掃係である布井陽子という女性も患者であり、現在病院で昏睡状態だ。

 

2人は、患者5人が宿泊した10日前の防犯カメラをチェックする。

 

カメラには、客室の清掃準備をする布井が映し出された。すると、布井の目を盗んで、何者かがシーツにスプレーで何かをかけていた。

 

紐倉は、ホテルの支配人の肩を叩いてこう言った。

 

「良かったな。損害賠償請求する相手がいるかもしれないぞ。18世紀のフレンチ‐インディアン戦争で、イギリス軍のアムヘルスト卿はアメリカ原住民に天然痘ウイルスに汚染された毛布をプレゼントした。さて…、我々が探すアムヘルスト卿はどこにいるのかな?」

 

 

オルフウイルス

紐倉は、牧野に電話をして調査結果を報告した。

 

「バイオテロだという証拠を見つけたぞ。このホテルは封鎖する必要があるな」

 

牧野は、早急に手配することを約束し、検体の検査結果を報告する。

 

「結論から言うと、天然痘じゃないみたい。オルフウイルス?なんか、伝染性膿疱性皮膚炎とかいうのをヤギとか羊とか鹿に…」

 

牧野の話を聞いていた紐倉と高家の顔色が変わった。

 

 

バイオセキュリティ・レビュー

紐倉は、急いでパソコンを取り出し、朝に流し見ていたメールを開く。

 

メールの内容は、

 

“バイオセキュリティ・レビューのお願い。シカに対するオルフウイルスを用いた不妊ワクチンの杯初について”

 

紐倉は、依頼主に電話をした。

 

「ジャーナル・オブ・フォレストアニマル・マネジメントの編集委員か?バイオセキュリティ・レビューを引き受けたい。該当論文をすぐに送ってくれ。それから、論文著者の永井清和と連絡を取りたいんだが」

 

 

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