松本光司先生の『彼岸島 48日後…』はヤングマガジンに連載中です。今回は最新話のネタバレ208、209、210話です。
『彼岸島 48日後…』前回(205、206、207話)のあらすじは・・・
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『彼岸島 48日後…』ネタバレ&最新話【205、206、207話】
松本光司先生の『彼岸島 48日後…』はヤングマガジンに連載中です。今回は最新話のネタバレ205話です。 『彼岸島 48日後…』前回(204話)のあらすじは・・・ バンパイア ...
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とうとう明と姑獲鳥の試合が始まる。姑獲鳥のリングにヒビが入るほどの猛攻を明はなんとか避ける。姑獲鳥はかがり火のある塔を破壊し、明に向けて倒れさせる。
さらに姑獲鳥も休まず攻撃し、上と下どちらにも避けられないようにするが、明はなんと炎に向かって上に飛び込み、驚いている姑獲鳥の顔を斬りつける。姑獲鳥は自分に出血させた事を称賛し、明も仮面のしたで笑みを浮かべていた――
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『彼岸島 48日後…』第208話のネタバレ&最新話!
舌なめずりする姑獲鳥
盛り上がる会場。明はハアハアと息をつく。何せ姑獲鳥の顔を傷つける事に成功したのだ。顔を押さえている姑獲鳥。果たして……
左吉「明が一撃当てた!やっぱり明のが強いんだ!」
鮫島「ハ、さすがだな」
由香「明さん……」
血の滴る傷口を押さえる姑獲鳥。と、舌を伸ばしたかと思うと、いきなり傷口をベロベロ舐め始めた。
ネズミ「ひいっ、傷をなめ……」
明「!」
姑獲鳥「洗顔代わりにちょうどいい。いい味だ」
ある程度これで止血をしたようだ。そして臆することもなく、「狐、貴様の血の味も堪能したくなったよ」と舌なめずりする。その恐ろしさに由香は「ひっ」と悲鳴を上げる。
変形する矛
姑獲鳥が矛の柄をカチッと弄ると、先端部分が取れて鎖で繋がった鞭のような状態に変形する。ヒュッとそのまま変形した矛を振るう。
姑獲鳥「ふんっ」
と、鎖で繋がった先端がどんどんスルスルと伸びていく。
明「!!(伸びる!!)」
もうそれは明の目の前まで迫っていた!!「なっ」と言いながら明はギリギリで避け、狐の仮面の右耳の部分が取れてしまう。
鮫島「!!」
明「くっ」
矛が飛び道具になったのだ。そして姑獲鳥が「ふんっ」とそれを鞭のように、明目掛け振るう。明はなんとか先端を避ける――が、避けた地面がバアァァンとヒビが入るほどの威力だ。
パキッ
明「くゥ」
どうやら完全には避けきれておらず、刀が折れてしまったようだ。姑獲鳥は「ハッ」と言いながら、柄のスイッチをカチッと弄ると、矛は再び元の形状に戻っていく。
観客「姑獲鳥様!!すげェェェ!!」「かっけェぞォォ!!」
鮫島「マジか、あの矛……鎖で自在に伸縮するのかよ」
姑獲鳥はハシューハシューと呼吸を整えながら言う。
姑獲鳥「最近ある男に矛を折られてな、新たに作った時に付け足した機能だ」
言うまでもない、明の事である。姑獲鳥はさらに「今思えば大した奴じゃなかった。生き残すほどではなかったな」とまで…。もしや目の前の狐仮面の正体が明だと分かってて挑発しているのか、それとも……。
鮫島「くっこのクソ鳥ィ」
頼みの2本目も……
明(刀を折られちまった)
折れた刀を捨て、2本目の刀を構える明。
鮫島「……やべェな」
あの矛は刀を簡単に折るほどの威力。今、明が持っている一本が折られたらもう武器はない。
無論、右手には仕込み刀があるのだが、そんなものをここで使っては人間の明だとバレ、観客たちに一斉に襲われてしまうだろう。実質、明の武器はあの刀一本しかないわけだ。
明は仮面の下で冷や汗をかいていた。
明(あの矛の間合いが、格段に広がりやがった)
と、身構える間もなく、矛の先端が再度飛んでくる。何とか躱すが、速い!! そして次の瞬間には姑獲鳥が明めがけ走り、矛の後端を突き出すような形で迫っていた。矛の後端を刀で受け止める明。だが、なんというバカ力か…!!
ピキッ
明「!!」
慌てて距離を取る明。あと一本しかない刀にヒビが入ってしまった…!
明(姑獲鳥、強い!!)
ドォンドォンドォン
姑獲鳥は明に迫ってくる。どうする――!!
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『彼岸島 48日後…』第209話のネタバレ&最新話!
後方から迫る矛の先端
明(唯一の武器に、ヒビが入ってしまった!!)
息をつく間もなく姑獲鳥が迫る。姑獲鳥、強い!!果たして明はどうやって凌ぐつもりなのか……
明(クソッ)
ギリッと奥歯を噛み合わせる明。頼みの二本目はヒビが入り、少しでも無茶をすればこれも容易に折れるだろう。
明(こんな刀で、どう戦えばいいんだ)
と、明は「!!」となる。姑獲鳥が「ふんっ」と再び矛を構え、先端を飛ばしてきたのだ。ビュッと飛んできたそれをタッとジャンプで躱す明。
明「危っ」
姑獲鳥「んがァ」
姑獲鳥はぐいっと鎖を引っ張る。明がそれを見てハッとしながら後ろを振り返ると、先端が後ろから迫っていた
明(後ろか!!)
二人とも場外に移動
ぐっと刀を構えるも、目前に迫ったそれを受け止めたりなどしたら刀が折れてしまうだろう。
キンッ
明は柄でそれを受け止める。先端はそのまま明を「がっ」と転ばせると、元の位置まで戻る。地に座り込みながら姑獲鳥を見る明。危うい。
鮫島「明のヤツ、戦いづらそうだな」
ネズミ「……せめて右手の刀が使えたら…」
由香「明さん……」
立ち上がった明は、左手で刀を構えて再び対峙する。
姑獲鳥「があっ」
次の瞬間には姑獲鳥は宙を飛んで明の上から矛を――
ザンッ
明はあの地にヒビを入れるほど強烈な突きを回避する。体勢を立て直す明に姑獲鳥は容赦なく突きを放つ。それを地に伏せて回避すると、姑獲鳥の矛は先ほどのように伸びてかがり火の塔とロープの囲いを破壊した。
明「!!(ロープの囲いが壊れた!!)」
と、姑獲鳥は地を蹴って、「ハガアアア」と明に大口を開けて食らいつこうとしていた。それを横に避けると、姑獲鳥の嘴が壁を貫いてヒビを入れる。
鮫島「マジか……二人ともロープの外に出てきた…」
明の後ろに武器が…!
姑獲鳥は嘴をズボッと抜くと、「この狐はよく逃げる」と言う。
明「!!」
後ろをチラッと確認した明は机に武器がたくさん乗っているのを確認する。これを使えば……
鮫島「いいぞ明!!武器を取れ!!」
タッと後ろの方に動く明。だがその明に姑獲鳥の矛が迫り――
明「くっ」
矛は武器の机に激突。武器はあちこち飛んでしまう。
そんな中でも盛り上がる観客。と、明が壁の上に手をついて、なんと観客席まで登ってきた。「うお、狐っ」と驚いている観客の上に明を追ってジャンプする姑獲鳥。
観客「えっ」ざわっ
姑獲鳥「そこか!!」
姑獲鳥の矛は観客席も容赦なく貫き、巻き添えを喰らった客が血を流しながら吹っ飛ぶ。そして観客席をバキバキと破壊し、姑獲鳥も収まるようなクレーターを作る。姑獲鳥は仲間もへったくれもなく、相手をころす事以外眼中にないようだ。
由香「明さん……しなないで……」
鮫島「頑張ってくれ、明……」
そのまま観客席の腕で対峙する二人。武器を使えない明の活路は一体どこにあるのか……。
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『彼岸島 48日後…』第210話のネタバレ&最新話!
リング外の第2ラウンド
明はハアハアと息をつく。なんせ唯一の武器にヒビが入ったのだ。姑獲鳥の猛攻の前に防戦一方だ。一方の姑獲鳥はハシューハシューと息をし、「なかなか逃げ足の速い狐だな」と矛を構える。
狐男 vs 怪鳥 リング外で第2ラウンド開始!!
鮫島「とんでもねェな、姑獲鳥の奴」
鮫島は姑獲鳥の力に改めて戦慄する。一応仲間である吸血鬼が自分のせいで何人しのうがまったく意に介さず、ただ狐仮面をころす事しか考えてないのだから……。鮫島はそんな姑獲鳥を「機械仕掛けの怪鳥」と比喩する。
タッ
姑獲鳥が駆け出し、ヒュッと矛を突き出す。
ドォン
姑獲鳥が踏み込んだせいで、そのパワーにまた観客席が破壊されていく。「ぎゃあああ」と仲間の吸血鬼ががれきで潰されたり、ぶっ飛ばされたりしていく。
明はもう観客のいなくなった席にトッと着地する。観客だった吸血鬼はザワザワ騒ぐ。
観客1「駄目だ!!巻き込まれる!!逃げようぜ!!」
観客2「バカ、何言ってんだよ」
観客1「え?」
観客もまた吸血鬼
観客2は顔から出血しながらも、「こんなすげェ戦い見逃せるかよ」と言う。あの姑獲鳥が全力で暴れる機会であり、なのに相手の狐仮面もまだ生きて戦っているのだ。こんな事は本来ありえない事態である。
観客2「こんなすげェし闘観れんなら、俺ァ命なんて惜しくねェよ」
観客1「マジか……」
観客2「いけェェェ!!姑獲鳥様ァァァ!!」
他の観客席からも「もっと暴れてくれェ!!」「たたっころせェェ!!」と声援が上がる。曰く最高だと。
ネズミ「なんて奴らだ。観客たちもイカれてやがる」
鮫島「さすがは吸血鬼だな。コイツらも血色盛んな化け物だって事を忘れていたよ」
姑獲鳥が「ふんっ」と矛を伸ばす。バキバキと観客席を破壊しながら近づくそれを、明はタッと躱す。
ザンッ
逃げ遅れた吸血鬼の一人が貫かれ、「ガアアア」と血を吐きながら悲鳴を上げる。姑獲鳥は吸血鬼が刺さったまま矛を戻すと、そのまま明に向かって吸血鬼を投げつける。
明「!!」
明は避けきれずにぶつかって下敷きになってしまう。まさか吸血鬼を弾にするとは!!
姑獲鳥「ふがっ」
今度は横なぎの一撃だ。それをなんとか避ける。明が「どけ、このデブ」と押し問答していると、再度横なぎの一撃が迫ってくる。このままでは間に合わない。
鮫島「明ァァァ」
折られた2本目、そして抜かれる仕込み刀
明はとうとう2本目の刀で受け止める。が、パキッと刀の方も折れてしまう。
明(ついに刀が折られちまった)
鮫島「やべェ…これで明の武器が完全になくなっちまった……」
だが姑獲鳥は容赦なく明の上空に飛び上がり、「グエエエエエ」とその巨大な矛をビュッっと――
ドォン
明は避け、代わりにあの吸血鬼が頭から尻にかけて矛に貫かれていた。
姑獲鳥「おしかったな。紙一重でお前がこうなっていたぞ」
犠牲になった吸血鬼を放り投げると、再度明に攻撃する。明はその突きをギリギリで躱す。
姑獲鳥「よく逃げるな狐。だが武器なしでどうするつもりだ」
明はいつの間にか壁の柱を背にドッと跳躍していた。
明(しまった、柱!!)
姑獲鳥「これで、終わりだ!!」
後ろに避けられない明に姑獲鳥の矛が迫る!!
鮫島「明ァァ」
明「くっ」
ヒュッ
キンッ
明はとうとう右手の仕込み刀を抜いて矛を防いでいた。後ろの柱は無惨にバキバキと崩れていく。
姑獲鳥「……武器…?」
訝しがる姑獲鳥。だがやがて、「貴様…その右手……」と言う。
鮫島「明……」
ついに正体がバレたか…!?
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『彼岸島 48日後…』211、212、213話のあらすじ
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『彼岸島 48日後…』ネタバレ&最新話【211、212、213話】
松本光司先生の『彼岸島 48日後…』はヤングマガジンに連載中です。今回は最新話のネタバレ211、212、213話です。 『彼岸島 48日後…』前回(208、209、210話)のあらすじは ...
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『彼岸島 48日後…』まとめ
今回は『彼岸島 48日後…』第208、209、210話のネタバレ&最新話!をお送りしました!
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