池谷理香子先生「ハコイリのムスメ」はクッキーにて連載中です。
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「ハコイリのムスメ」第24話ネタバレ&最新話!
ユラくん
ミーが泣きじゃくるのをなだめながら、ユラくんは部への入部を希望した。
自分が側に見てれば、ミーが今後部に迷惑をかけることもないと言う。
その場で全員が納得し、ユラくんは入部という形になった。
その後、ユラとミーは歩きながら話した。
「津川くんと俺が仲良くなったらミーも嬉しいだろ?だったら、言う事聞けるよな?」
どこか威圧感があった。
入部、飲み会、ユラくん家
ユラくんの入部初日。
サッカーが上手いことが判明。
経験者ではなく、授業でやった程度だという。
もともと運動神経がいいらしい。
ミーはその日から本当に大人しくなり、全員びっくりしていた。
さらに、歓迎会として飲み会が行われる。
ユラくんは男子からも人気だ。
もちろん女子からも。
飲み会のあと、行くとこに悩んでいると、ユラくんが「自分の家に来ませんか」と言ってきた。
どうやら近くのマンションで一人暮らしをしており、それなりに狭くはないから…とのことだった。
着いたのは高級タワーマンション。
部屋に入ってみんなではしゃぎ、寛いだ。
過去
紀之と珠子はベランダにいた。
「ユラくん、すごいねー。今日1日で、サークルのムードメーカー的な存在になっちゃった」
そこへ、ユラが入ってきた。
「飲みませんか?」とお酒を勧める。
紀之が先に飲み、珠子に言った。
「あ、これ結構強いわ。珠子、あんま飲むなよ?」
「お二人とも仲良いですねぇ。…そうゆうとこもエナちに似てる。」
キョトンとしている2人に、ユラは話した。
自分が昔いじめられっ子だった事や、その時唯一仲良くしてくれた親友がいる事。
その友達はクラスの人気者でイケメンで優しくて爽やかで、紀之に似ているという。
また、その友達にも小5から付き合ってる千夏という仲のいい彼女がおり、高校で久しぶりに会った時も、2人は変わらず付き合っていて、大学も一緒の所に行ったという。
珠子はすかさず聞いた。
「え?顔が似てるの?」
「いや、顔はあんまり…」
「じゃあどこが?優しくも、爽やかもないよ?」
「なかなか酷いこと言うな、珠子。まぁ、ふてぶてしいとは言われるな」
ユラは少し考え、
「何か、堂々としてるんですよ。俺の憧れてる部分でもあったんですけどね。津川さんも、誰の目も気にせず堂々と自分持ってて…そうゆうとこかな」
ベランダから出る時、グラスをユラに返した。
その時、珠子の手にユラの手が重なる感じになり…少し、ギュっと握られた気がした。
帰りのタクシーで、考える珠子。
いやー、思わずドキッとしちゃったわ。
うん、アレはモテるね、確実。
でも紀之さん、浮気じゃないよ?
愛してるからねー!
大森さん、退部!?
サークルの休憩中に、珠子とユラは少し話していた。
体がなまってたとか、筋肉凄いらしいじゃんとか、そんな他愛も無いこと。
「私だったら好きな人のお腹ならプヨプヨでも気にしないけどねー。」
ユラは、懐っこい笑顔でユラに言った。
「珠子さんみたいな可愛い考えしてくれる彼女が欲しいですよ」
…こうゆう事サラッと言うし。
女子校時代の私ならヤバいなぁ。
好きになってたかも。
そんな2人を、大森さんが遠くから見ていた。
夜、ユラの家。
ベランダにいるユラに、下着姿の女性が声をかける。
「ユラくん、私たち、付き合うって言っていいんだよね…?」
ユラは笑みを浮かべた。目が、笑っていない。
翌日、大森さんが退部届を出したと話が来た。
大騒ぎだ。
だが本人の意思を尊重しなきゃと、無理に引き止めるのはしない方向になった。
代わりに、「いつでも帰ってきてね!」と内容のメールをする。
ユラの本性
練習終わりにカラオケに行った。
紀之はバイトだ。
終電組が走って駅に向かうと、珠子とユラの2人になった。
ふと、ユラが珠子の腰に手を当て、引き寄せる。
「人に当たりそうだったから…」
「あ、ありがと!」
パッと離れる珠子。
「…俺、珠子さんのこと、好きになりかけてます。津川さんいるの、知ってるけど…」
珠子は特に表情を崩さず、サラッと言った。
「…あー、それは、違うよね?ユラくんいつも余裕でしょ?人を好きになった時って、切ないし、不安だし、考えるし、余裕なくなるじゃない?ユラくんから私にそうゆうの、まるっきり!ないもん」
「…せっかく2人になったし口説いてみようかと。ヤベ。この話は内緒でお願いします」
2人は笑顔で別れた。
珠子は、紀之の事を考えていた。
ユラくんが来て、確かに部は賑やかになったし楽しいけど、紀之さんへの気持ちとは全然違う。
この人の側にずっといたい、とか。
守りたい、とか。喜ぶ顔が見たい、とか。
絶対に傷つけたくない、とか。
時々改めてそんな事をつくづく思うんだ。
あぁ、早く帰って、紀之さんにくっつきたい!!
その頃のユラ。
珠子の乗ったタクシーを見ながら、冷たい目で呟いた。
「…千夏よりブスのくせに、簡単に落ちないとか生意気」
俺はまたアレが見たいんだよ。
いつも余裕ぶっこいてたエナちの顔がグシャグシャに歪んで…アレは最高の思い出だった。
似てるのは強さ。
タイプは違えど、いつも堂々としていて人の顔色を伺うこともない。
そんな奴の顔が歪んでいく様を
津川くん、俺はまた見たいんだ…
「ハコイリのムスメ」第25話ネタバレ&最新話!
ComingSoon
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