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『ディメンションW』岩原裕二
『ディメンションW』前回(109話)のあらすじは・・・
地下世界でキョーマが最難関の脱出ルートに挑む一方、ドレイクに拉致されたミラは、「箱舟」の中で「姉妹たち」と再会していた。百合崎士堂博士によって封印された記憶があふれ出し、「姉妹たち」と融合し完全体となったミラは、自分の使命を理解し「ジェネシス」を生み出した…!
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『ディメンションW』第110話のネタバレ&最新話!
洞窟からの脱出を試みるキョーマ
洞窟内の脱出ルートに立ちはだかるハンターの大軍。
(アイツがハンターのオスだな……腰巾着の言っていた通り卵を守ってんのか)
隠れて様子を伺うキョーマ。
勢いでここまで来たが、登れそうなのはハンターの向こう側しかない。
その時、壁に打ち込まれたアンカーを発見し、それを利用することに。
問題はどう気づかれずあそこまでたどり着くか…。
マブチが足元を見ると、大量の人骨が転がっている。
いったいどれだけの人間が挑んで死んでいったのだろうか。
こうなったらイチかバチかの賭けに出るしかない。
キョーマは懐から針を取り出し、下にいる子供のハンターに落とす。
「ちょっとピリっとするぜ」
尻尾に突き刺さったと思ったら、電撃が走り痺れ出す子供のハンター。
親のハンターは子供が気になり、子供の方に歩いていく。
今だ。そう思い、走り抜けていくキョーマ。
「そんなに簡単なワケないでしょ」
「!!?」
唐突に声がする。壁から目が覗いたと思ったら、ヴェンティが出てきた。
「…その卵、鳴くよ」
「テメェまだ…」
すると、ヴェンティの言う通り、本当に卵が鳴き始めた。当然それに気づく親ハンター。
「ボクはこうして色を変えて姿を隠せる。カメレオンのように。実は全身できたんだ」
ヴェンティはそれから本当の目的を語る。キョーマをここに連れてきた本当の目的は、姿を隠しても反応する卵のせいで先へ進めなかったからだと。
そして、卵を一つ潰す。
「テメェ何を…」
どうやらキョーマを囮にするらしい。
そしてヴェンティはここをクリアして、本当の意味で認めてもらうのだそうだ。
道具としてではなく、クルーとしての可能性を。
そういってまた姿を消す。
ハンターの群れとの攻防
親ハンターが襲ってきた。何とか攻撃を避ける。
「卵を割ったのはオレじゃ…」
が、言い訳無用とばかりに今度は子ハンターの大軍が襲い掛かってくる。
「くそッ、オレじゃねぇつっても無駄か」
しゃあねぇ、とキョーマは気合を入れると、先ほどの針を取り出し、それぞれ両手に一本ずつ持つ。
そして、それを通路の端と端に突き刺す。
そこを通ろうとした子ハンターは、針と針に通してあった糸に引っかかって感電する。
「一時しのぎにもならんか」
ブオッ
「!!!」
その時、親ハンターがキョーマを口に咥え、空中に放り出す。
(ヤベエ、咬まれるのは回避したが、骨が砕けそうだ)
このまま落ちてしまえば、その下で待ち構えている親ハンターに食われてしまう。
(動けよ左手)
左手で壁に刺さっていたアンカーに糸を投げ、結ぶ。
そして糸で身体を支え、すんでの所で食われるのを回避する。
空中ブランコの領域でぶら下がるキョーマ。
「そう怒るなよ」
キョーマはハンターたちに同情していた。
試練とか抜かす連中に何度も巣を荒らされ身体に傷を付けられてきたことを。
そして閃光弾で目くらましをし、安全な所に移動しながら、自分がその連中をぶっ飛ばしてやると言った。
「影が丸見えだ、悪ガキ」
ヴェンティの足を絡め取る。そしてヴェンディの方に一発かます。
誰かに認められたかったのかも知れないが、二度と関係ない生き物の巣を荒らすな、と言う。
箱舟の転送
と、突如揺れる巣穴。まさかWの具象化か…。このままでは天井が崩落してしまう。
こんな奴でも放っておけないとヴェンティを担ぎ、脱出しようとすると、「こっちだ」と声が。帽子を被った少年に案内される。
何者かを問うキョーマ。少年は『王燕京(ワンイェンジン)』、キューテスラエナジーのエージェント。つまりキョーマの味方だ。
どうやら王はヴェンティと同じくここ出身、0歳から鍛え上げるプログラムの最初の卒業生で、一期でただ一人生き残ったらしい。
が、最初のミッションで失敗、死亡したと思われたため、属していた『シンジケート』という組織に捨てられ、いろいろあって、今では総裁の犬だそうだ。
彼のボスである『ドレイク・ホートン」が何でも捨てる主義であり、捨てれば捨てるほど世界が純粋になると信じている。
「なんでも拾っちゃうアナタとは正反対の人だね」
そして、ニューテスラエナジーの総裁はほとんど全部の事態を掴んでいるらしい。
「転送完了しました」
完全体になったミラが言う。
「フフッ」
ボスのドレイクが笑う。
「生命の転送は成った。つまりこれこそが、百合崎士堂の完全なる『ジェネシス』」
ミラが続けて報告する。今の短距離転送で地球全体の「虚無」が12%進行し、平均気温は2度低下。「ジェネシス」は安定している。
今の衝撃はおそらく「箱舟」がここへ転送してきた証拠だと言う王。シンジケートがジェネシスを手に入れたのだと…。
そのため、王はキョーマに即断をせまる。
このまま登ってもキョーマは絶対箱舟には乗れないが、総裁には箱舟を止める手段がある。だから今はミラを忘れて自分と来てほしいと。
「今はアレにかまっている場合じゃない!」
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