「月刊アクション」で連載中の紺野あずれ先生の人気漫画！
2019年春アニメでアニメ化もされ、今後ますます人気が出そうです。
『超可動ガールズ』前回（15話）のあらすじは・・・
『超可動ガールズ』第16話のネタバレ！
風呂場にて話す魔王
風呂場。
「長い夢を見ていたようだ。まあ…実際夢だったのか、あれは…」
一人ごとを話す魔王。
「ククク…魔王か。私の中にそのようなくすぶりがあったとは」
そう言っていると…
「まだエラソーですね」
「まだ魔王エキス残ってんじゃなーい？」
「まだ洗浄が必要であります！！」
他の3人が言う。
慌てて「安心しろ、もうならない、魔王なんか」と返すが、まだ尊大だの魔王味がするだの言い返される。
「しかしみんなで同じ夢をみるなんて」
「しかも非常にリアル体験でありました！！」
魔王は洗われながら話す。以前『時空干渉』や『因果操作』のできるキャラは強いと。
『魔法少女ユメカ・ドリマ』というアニメを引き合いに出して話す。
また、「考える人」さんが家に来た時に、仲間に空間移動が使える者がいることを聞いた。
「問題は、そんな何でもありのヤバいやつを」…
とんでもない動くフィギュア
「動くフィギュアにしちゃった誰かがいるって事ね」
話すミコト。
「ああ…一体どこのどいつなのか」オズマも言う。
本来ならオズマが分析なり対策をするべきだが、オズマはSFアニメのそれなりのルールの中で作られたキャラ。
「宇宙記憶が人間の夢とつながってる？ そんなトンデモ設定の奴に対応しきれねぇ。オイラ役に立ってんの？ なあミコトっち…」
すると、
「んーーじゃあさ、オズマ！！」
ミコトが提案する。
「オズマをお持ち帰りしたいぃぃーっ！！」
衝撃を受ける春人。
「うん！！ いいでしょ？ お兄ちゃん」
なんせミコトの初恋はオズマ。そう、子供の頃兄とアニメを、『少女→惑星探査』を熱心に見ていたのは…
「私をこんなにしたのはお兄ちゃん」
「うごぉーーぅ！？」
アニメキャラ、しかもフィギュアとの恋など不健全極まりないという春人。
兄による説教を30分し、ミコトを気にしている男子はたくさんいるだろうと諭す。
「…お兄ちゃんこそ、いるかもよ？ そういう女の子」
「！！？ いやいやいやそれはない！！ 」
全く心当たりのない春人。
「オズマも安心して。お兄ちゃんが心配してるような事、全然ないから」
友達として、相棒として話したり、相談したりしたいのだ。
スマホに負けてないオズマ
「いや…オイラより、ミコトっちにはコレがあるだろ？」
オズマが見せたのは、スマホ。
昔のSFでは人間が宇宙人に立ち向かう時の相棒は「ロボット」だったが、現実ではスマホに落ち着きそうだ。
このスマホと上手く付き合っていけば、人間はさらに先に進めるような気がするというオズマ。
だから現代人のミコトにはもう自分は必要ないと話す。
「ヘイオズマ」
「！？ はいなんでしょう？」
入力画面出して、と言われ、取りあえず空中に画面を表示する。
それをミコトが操作すると、春人のスマホに電話がかかる。
そう、決してスマホに負けてなどいなかったのだ。
「オイラはやっぱりノーナのサポートロボだ。ノーナから離れるわけにはいかねぇ」
「なんだ、フラれちゃったなー」
話すオズマとミコト。
「いつでも来なよ。オイラでよけりゃ話し相手くらいいくらでも」
「じゃあ今聞いて。恋の相談」
「おお！？ いきなり来たな！！」
「私じゃないの。友達でね」
「星海憧ちゃんっていうんだけど、その子、お兄ちゃんの事が好きなの」
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