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「僕の家においで Wedding」第13話ネタバレ&最新話!
悪夢
「谷さんとは何もないと誓います」
旦那様に、偽りの誓いをしてしまった。
谷が美玲に迫る。
美玲は頰を染め、谷を見つめて…
「私、谷さんのような知的な男性がタイプで…」
2人の唇が近づく。
俺はそれを声も出せずに見ていた。
美玲ちゃん!美玲ちゃん…!
と、そこで目が覚めた真野。
嫌な夢見た…悪夢だ…
日本にいる美玲にテレビ電話をかけた。
「悪い夢見たー。美玲ちゃんが他の男とキスしてる夢…。美玲ちゃんは、チャラチャラした男と知的な男、どっちがタイプ?」
「え?んー。知的な男性…かな?」
「!!!!!やっぱり!美玲ちゃんは知的な男がタイプなんだー!」
「いや、真野さんも知的ですし!」
「お世辞はやめて!出会った時の俺チャラチャラしてたでしょ!嫌がってたし!」
「勝手に記憶を変えないで下さい!嫌がってないです!」
美玲と谷
ベッドで落ち込んでいる真野。
「ねぇ、美玲ちゃん。俺と結婚して良かった?もしかしたら他にいい人見つかってたかも…。」
美玲は胸が痛かった。
そんなことないのに。不安にさせてる…。
谷さんの事、気にしてるよね。
真野はおもむろに体を起こし、真面目な顔で言った。
「…なんて。絶対渡さないけど。たとえ美玲ちゃんが浮気しても、相手の男ボコボコにして、死ぬ気で奪い返すから、俺」
「そんな、私は!そんな心配は…」
「うん。会えないと、余計なこと考えちゃうね。早く会って、安心したい。…じゃあ、仕事行ってくるよ」
「行ってらっしゃいませ!」
真野は電話を切った。
美玲の真剣な顔が浮かぶ。
(あの顔じゃあ、谷となんかあったんだろなぁ…。逆にバレバレ…でも今は美玲ちゃんの言葉を信じるしかないか)
美玲は電話の前で考え込んでいた。
もう真野さんの気持ちに負担をかけたくない…
美玲は、ひとつの覚悟を決めた。
関わらない
谷は、美玲の作ったコンテストデザインを見ながら微笑んでいた。
その様子をみながら、上司は気になる事を聞く。
「美玲さんの事は、好きだけどそれだけでいいって言ってたよね…。無茶な行動は起こすなよ?大事な取引先の社長令息の奥様なんだから!」
「自分の想いを叶えるためじゃなく、俺はただ彼女を救いたいだけです。」
谷はそう言って立ち上がる。
上司は慌てながらその後ろ姿を見送った。
谷のケータイにメールが届く。
美玲からだ。
『お疲れ様です。今日、お時間取れますか?お話したいことがあります』
夕方。待ち合わせ場所に谷と美玲。
「店にでも入りましょうか」
そう言った谷に、美玲は言った。
「いいです!簡潔に終わらせますので…!」
谷は、先日『俺の事を本気で考えてみて欲しい』と伝えた事が気にかかっていた。
「あの事は、別に、今すぐ返事じゃなくても…!」
それを遮って、美玲はハッキリと言った。
「ごめんなさい。谷さんとは、金輪際、関わりを持つのを遠慮させて下さい」
夢を叶えてくれる
谷は、その真意を聞いた。
自分の事を男として意識し、それを旦那である真野に申し訳なく思っているのなら、その話は受け入れない、と。
手を引き、美玲を胸に抱き締める。
「美玲…!俺じゃ、足りない?俺、もっと男磨いて、頑張るから!どうしたら俺の事、選んでくれますか?ご主人より俺の方が、美玲さんのデザイン業の夢も叶えてあげられる…!!あんな人、美玲さんに重荷を背負わせてるだけだ!」
美玲は谷から離れる。
「私から、真野さんと別れることは、あり得ません!谷さんは、真野さんを誤解してます…!」
美玲は言う。
自分は元々こんな贅沢な夢をもつ身分ではなかったと。
服も、靴も、家も…。昔ならあり得ない。
「真野さんに出会って、何度も、何度も、何度も…私は数え切れないくらいの夢を叶えて貰ったんです」
美玲の目に涙が浮かんだ。
涙は、話しているうちにポロポロと溢れ、零れ落ちる。
「デザインの夢も、真野さんが背中を押してくれた。私がデザインの勉強をしたのは、いつか彼の役に立ちたかったからです。私の夢は、彼の側で叶えていきたいんです。谷さん、今まで、ありがとうございました」
深々と頭を下げて、美玲はその場を立ち去った。
美玲の一言で
朝。真野のケータイがメールの着信を告げる。
またも悪夢を見た真野は、ケータイを見て飛び起きた。
『私の好きなタイプは真野典哉さんです。』
興奮しながらテレビ電話をかける。
美玲が出ると、何度も何度も聞き直した。
「嬉しすぎて、泣きそう。美玲ちゃんの一言で、こんなに満たされるんだな、俺…」
美玲も、笑顔になる。
そして、気持ちを伝えた。
真野に対して、チャラチャラした印象は持った事がない、と。
出会った時、今まで出会った誰よりも、素敵なヒトだと思った。
“チャラチャラ”じゃなく、“キラキラ”してて、顔も、髪も、声も、仕草も…王子様みたいだった。
だから、私のタイプは、真野典哉さんです…と、精一杯伝える。
真野は嬉しくて仕方なかった。
「もう余計な心配するのやめるから、美玲ちゃんも、俺の事だけ考えて待ってて」
そう言って仕事へと向かう。
そこで伝えられたのだが、帰国が少し早まり、クリスマスには帰れることになった。
喜ぶ2人。
あと2週間、真野さんを想いながら待つ。
その頃。
谷はデザインが思うように書けず、取引先からもリテイクを何度も受けている状態だった。
暗い部屋で頭を抱え、机に向かう谷。
床には丸められた書き損じの紙が投げ捨てられている。会社全体から、心配されていた。
「大丈夫かしら、谷くん……」
「僕の家においで Wedding」第14話ネタバレ&最新話!
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