あんハピ♪68話

青年マンガ

『あんハピ♪』68話ネタバレ&最新話!次回最終話!みんなでお金を貯めヒバリちゃんをドイツへ!

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前回(67話)のあらすじは・・・

天之御船学園1年7組は、

“負の業”、すなわち不幸を

背負った生徒ばかりが

集められたクラス。

 

 

クラス編入の話を聞いて、

幸福クラスのみんなが

自分の未来を考え

はじめる中、年末に

家族が帰ってこないと

知って、一人涙を

流すヒバリは…?

 

 

『あんハピ♪』68話ネタバレ&最新話!

 

拾われたヘアピン

 

年の瀬が迫り、賑わう街。

 

 

ヒバリは一人、

雪が降る中を

ふらふらと歩いていた。

 

 

降る雪に手足が

かじかみ、震えている。

 

その時、そんな

ヒバリの前に現れたのは、

はなこだった。

 

 

はなこは全身ずぶ

濡れになっている。

 

 

ヒバリが橋の上から

ピンを落とすのを

見ていて、拾いに

行ったのだという。

 

 

「でも、それで

もうひとつのピンも

見つけられたんだ。

 

ラッキーだったよ!」

 

 

寒い中ずぶ濡れに

なりながらも、

笑顔でそう言ったはなこ。

 

 

ヒバリはそんな

はなこを見て、涙を流す。

 

 

「ラッキーじゃ

ないでしょ!!

 

あの…

春の日だって

危なかったのに。

 

こんな寒い日に…っ!

 

どうして?

 

どうして…

 

他人のために、

そこまでー。

 

あなたはもっと…

 

っ、もっと…

 

自分を…大事…に…」

 

 

ヒバリは、そう言いながら

倒れ込んでしまった。

 

 

倒れてしまったヒバリ

倒れてしまったヒバリが

目覚めると、ベッドの

上にいた。

 

 

そこにぼたんが

見舞いにやってくる。

 

 

「ヒバリさんとは

なこさんが救急で

来院されたと聞いた時、

本当に驚いて

しまいまって。

 

先程までちょっと

心臓が止まって

しまいー。

 

い、いえ、

そんなどうでも

いい話より、

ご無事でよかったです」

 

 

「あなたもね…。

 

あたしはただの

風邪みたいだから。

 

解熱剤も飲ませて

もらったし、もう…。

 

そういえば、はなこは?」

 

 

ヒバリがそう言うと、

カーテンの裏から

ひょいっとはなこが

顔を出した。

 

 

「いるよ!

服かわかして

もらっちゃった!

 

私は何ともないよ~。

 

やっぱりヒバリちゃん、

体調悪かったんだね。

 

今日の帰り少し

疲れているように

見えたから。

 

だから庭のお手入れも

手伝おうと思ったんだけど…」

 

 

ヒバリは、最近頻繁に

庭掃除をしていたことと、

今朝早起きして

“あの人”

に会ったことが

原因だろうかと

考えていた。

 

 

両親に会いに行こう!

「-あたしね、

庭を見せたかったの。

 

4年ぶりに家に

帰ってくる両親と弟に。

 

完璧に整って

管理された庭を…。

 

だけど、今回はまた

帰ってこれなくなったみたい」

 

 

ヒバリの発言に、

驚き戸惑う、

はなことぼたん。

 

 

ヒバリは、先程はなこが

拾ってくれた

ヘアピンを見つめながら、

こう語った。

 

 

「仕事だしね。

 

仕方ないわ。

 

…でも…、でもね…、

思ってた以上に

期待しちゃってたのかも。

 

今年は家族一緒の

時間を過ごせたり

するのかなって。

 

このヘアピンね、

母の物だったの。

 

中学に入ってすぐ、

海外赴任の話を

聞かされて、あたしだけ

家に残ることになって。

 

あたし…

ついていきたいって

言えなかった…。

 

母にもらったこの

ヘアピンと、二人から

任された家と庭…。

 

一人で必死に守って

きたつもりだったけど、

少し疲れちゃった

みたいね」

 

 

寂しそうに俯く

ヒバリに、はなこは、

 

「ヒバリちゃん‥、

会いに行こうよ。

 

ヒバリちゃんの

お父さんとお母さん、

弟君に、こっちから

会いに行こ!」

 

と言った。

 

 

しかし、ヒバリは、

自分には無理だと拒む。

 

 

「そんなこと…

しちゃいけないの。

あたし。

いい子でいなくちゃ」

 

 

そんなヒバリに、

はなこは優しく語りかける。

 

 

「好きなのは

“いい子”

のヒバリちゃんだけ

じゃないんだよ。

 

それは、ヒバリちゃんの

お父さんもお母さんも

同じだと思うんだ」

 

 

はなこの発言で、

家族に会えるかも

しれないと思った

ヒバリは号泣。

 

 

「そんな…

考えてもなかったから。

…そ…な事…して…いいの…?」

 

 

「ちょうど

冬休みですしね!

お金はバイトとか

やって皆でためよ♪」

 

 

そして、はなこは、

ヒバリに手を差し出した。

 

 

「行こう。ヒバリちゃん!」

 

 

仲間の支え

響とレンは、はなこ達の

話を盗み聞きしていた。

 

いきなり登場した

二人に、ヒバリは驚く。

 

 

「恩を…売りにきた。

 

そのバイトとやら、

手を貸してやるから

ありがたく思うがいい!!

 

どうだ?ヒバリ」

 

 

響とレンの申し出に、

ヒバリは泣きながら微笑む。

 

 

「みんな…、ありがとう」

 

 

みんなに支えられて、

ヒバリは前に進むー。

 

 

 

『あんハピ♪』69話ネタバレ&最新話!

 

連載から6年!

次回最終回です!

 

 

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