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【あひるの空】第603話ネタバレ&最新話!鷹山へ母が遺した圧倒的な武器!

投稿日:2018年11月22日 更新日:

前回(602話)のあらすじは・・・

因縁の相手・横浜大栄高校との

I・H準々決勝。

先制に成功したクズ高だが、

2連続3P、さらには鷹山の

超絶ロングパスで形勢が

一気に逆転してしまう。

 

 

【あひるの空】第603話のネタバレ

 

鷹山の過去

体育館は賑わっていた。

 

子供たちはプレーヤーを

入れ替わりながら、

ドッジボールで楽しげに

遊んでいる。

 

しかし、そんな輪から外れて、

鷹山はひとり壁際で本を読んでいた。

 

鷹山が気に入らなかったらしい

子供は、わざと鷹山にボールをぶつける。

 

「ごめん手ェすべった」

 

間違いなく鷹山を

標的にした子供。

 

そんな相手から笑い混じりに

放たれる、口だけの謝罪。

 

鷹山はぶつけられた箇所を

押さえながら、無言を貫いた。

 

 

小さい生き物達。

 

本の中の英雄は誰も救わない。

 

空に憧れることさえも。

 

 

鷹山は行き詰まりを感じ、

空を飛ぶ鳥に焦がれていた。

 

鷹山は翼を求めていたのだった。

 

大空を自由に羽ばたけるような翼を。

 

 

師の教え

無人の公園で、鷹山は一人

バスケットボールのシュート練習をしていた。

 

「お やってるなー 感心感心」

「でも もっとヒジの力を

抜いた方がいいねっ」

 

明るい調子でやって来たのは、

空の母である由夏(ゆか)。

 

鷹山がバスケを始める

きっかけとなった人だった。

 

シュートの方法については、

まだ具体的に教わっていないと訴える鷹山。

 

それを聞くと、

由夏は軽く謝罪した。

 

「じゃ しっかりと

フォーム教えないとだわ」

 

今度はフォームの教え方を

練習し始める由夏に、思い切って

鷹山は尋ねる。

 

「なんでバスケなんですか?」

 

バスケは大きい人がやるスポーツだが、

由夏は体格が良いわけではなかった。

 

なのになぜ、不利な条件で

バスケをやろうと思ったのか?

 

すると由夏は、最初は

バスケが嫌いだったと言う。

 

体育の授業でバスケをやったが、

サイズが小さいとボールが回ってこず、

相手にもされない。

 

それが悔しかったのだと。

 

「悔しいまま明日が来るのがまた悔しくて 

帰りに残って一人で練習したりして」

 

「その悔しさにずっと抗ってたんだよね」

 

「気がついたら 男子達抜いてゴール決めてた」

 

それが始まりかなと、由夏は笑う。

 

由夏のあまりにも良い笑顔に、

鷹山は見惚れた。

 

 

二つ目の翼

 

「僕も悔しい」

 

由夏の話を受けて、鷹山も

自分の気持ちを打ち明けた。

 

「けど どうしたらいいか」

 

何をすべきなのか、

どうすべきなのか。

 

やり方が分からず

立ち竦む鷹山。

 

空の母はナルホドナルホドと

納得の声を返し、言った。

 

「君に 二つ目の翼を授けてあげる」

 

 

空の母から鷹山が教えられたのは、

壁にボールを投げるという練習だった。

 

体育館の壁には、ボールが

ぶつけられた跡が点在している。

 

それを見つめながら、

鷹山は確認した。

 

「投げるだけ?」

 

そう、と由夏は言った。

 

力いっぱい、

できるだけ真っすぐに。

同じ場所めがけて。

 

「ひたすらそれだけを貫いて」

 

 

母が遺した圧倒的な武器

空の母の教えが、現在の

鷹山のロングパスへと繋がる。

 

 

時間軸は現在の試合風景へと戻る。

 

腕を振り抜いた鷹山のパスは、

遠距離でも確実に届く。

 

鷹山のパスを起点に、

大栄がまた点を重ねる。

 

「また決めたー 

これで10-2!」

 

あっという間に攻撃が終わる。

 

さっきから8秒もかかっていないと

観戦者は驚きの声を漏らす。

 

クズ高は大栄に引き離されつつあった。

 

 

上木鷹山のPGとしての能力は

平凡かそれ以下である。

 

しかし鷹山のパスは、

それまでの大栄のOF(オフェンス)

スタイルを大きく変えるほどの
強力な武器であった。

 

そしてそれは、酒巻監督の理想形に

限りなく近いものだった。

 

 

 

【あひるの空】第604話のネタバレ

 

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